第三話 現状把握②

私のステータスには、不老不死と怪力MAX、素早さMAXがある。


怪力MAXと素早さMAXはどうやら私の役職である「世界の管理者」として、パワーバランスを保つための力なのだという。


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「世界の管理者」


世界の均衡を保つための機関。悪神の眷属と主神たちの創造生物の力の関係が均一にするための装置的な役割。


場合によって、神すらも超える存在になる。

理由:神がどちらかの勢力を贔屓した時の救済措置としての役割もあるから。


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とのこと、そして、いちばんの疑問として挙げられるのが、


「推し活力MAX」


って、なに?


本によると、 

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推し活力


生きるものが常に誰かに推し活をしている時に出てくる力。


危機的状況を打破することもできる限界がない力。

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推し活力って、毎日やってる推し活のことかよ。って、今、推しのグッズもなければ、推しさえいないじゃ意味なくない?


って、小さく端っこに書かれているけど、

「推し活力を集めなければ、生命エネルギーを消費する」

って、重要なこと書かれてる!


やばくない。推し活力って、諸刃の剣では?。


あっ、そういうことか、社畜が推しを見るだけで頑張れるように、推しをみなければ、頑張れないのとおなじことか!


えっ、じゃあ今から足見つけにいかないと、


冗談なしで、死ぬ!


私は焦って家から出ようとした。


したのだが、突然目の前にまでパネルが現れ、私を弾き返して、ベットに押し込んだ。


そこには、大きく「不老不死」と書かれており、その言葉を理解するのに少し時間がかかってしまった。


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話を戻すと、今まで見ていた本は「ワールドブック」と言われ、世界のことが詳しく書かれているもので、この本が「世界の管理者」たる証明なのだということがわかった。


そして、この本に書かれていないことは後日、とあるAの神から直々に教えてもらえるらしい。


私は、今日一日のことを思い出しながら深い眠りについた。

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推しに幸せを! ロトロノハ @shetesei7

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