第11話 最終話。適材適所。。

【1ヶ月後、居酒屋にて】


「いらっしゃいま…おっ!?千夏じゃん。」

「お久しぶりでーす!ビール下さい!」

「新しい仕事どう?楽しくやってる?」

「まぁまぁです!あ〜疲れた。」

「新しい環境はストレス溜まるよね!今日は1人?」

「はい!彼女が仕事の飲み会なので、終わるまでここにいようかなと。」

「上手くやってるんだ??狙ってるときはどうなるかと思ってたけど(笑)」

「最高ですよー。やっぱり年上の包容力は堪りませんね♡」

「千夏、年上大好きだもんね(笑)」

「甘えるくせに頼られたがり。だけどちゃんと甘やかしてもくれる。それでいて、いじらしい!!」

「100点か。ビール持ってくるね。日本酒よりビールが好きなの、まだ言ってないの?」

「一生言わないです♡」

「ウケる〜!」


【その数日後、年上千夏の職場にて】


「あれ?千夏、指輪してないじゃん。」

「え、随分前に別れたんですよ。先輩に言ってませんでしたっけ?」

「聞いてない〜。前に写真見せてくれた年上美人だよね?」

「まぁ、美人でしたけど。でも私、かわいい系に好みが変わったんで♡」

「え?もう次がいるの!?」

「はい♡年下の、かわいいかわいい、ちょーかわいい彼女が♡」

「なにそれ、前世でどんな徳積みしたのよ!?」

「いやいや。前カノにはモラハラされてたんで。不幸貯金をはたいて手に入れたんですよ!」

「ずるーい。いいなぁ〜、幸せそうで!」

「はい〜。最高なんです♡」


【そのまた数日後】


「ただいま〜!お邪魔しまーす!」

「おかえり〜!赤ちゃんや〜♡」

「赤ちゃんってやめてよ。お母さんじゃないでしょ。彼女でしょ!」

「だってー、同じ名前だし。吐きそうなくらいかわいいし♡」

「吐きそうはなんかおかしいから健康診断受けてね!??」

「大丈夫。同じ日に死ねるように長生きするから♡」

「あはは。まぁ、100歳過ぎたら7歳差なんて変わらないよね。」

「そうよ。明日休みだし、お酒飲む?ご飯出来てるけど。」

「うん。ご飯も食べるー!」

「かわいい!大好き!」

「ぎゅーして〜!」

「ぎゅーーーーっ!!!♡」

「はぁ…しあわせー!」

「ハァァァァ……幸せ。。」



「年上、さいこー♡」

「年下……最っ高……♡」



 終わり。



 おまけ


「ちーちゃん、私のどこが好き?」

「全部ー!」

「全部じゃわからないー!」

「全部言ったら1日かかるー♡」

「かわいい〜!」

「もっと言ってー♡」

「やだー」

「あー♡」

「抱っこー」

「こーい♡」

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【百合】恋愛はもう良いから、いかの塩辛を下さい。 葉っぱ @gibeon

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