東京スカイツリーは聖剣たりえるか

東京スカイツリー、高さ634メートル。

墨田区に聳え立つ日本一の電波塔。

その形は上野駅からも見れるぐらいにデカいタワー。

そして、上野駅から東京スカイツリーの麓まで歩いている時にふと思った。

“よく見たら、聖剣っぽい形だな”と。

別に深い意味はない。

本当に物語の伝説的立ち位置にある聖剣と似ているのだ。

スカイツリーの細い先端部。そしてその下にある臼のような形をした展望台。

どこかで見た事があると考えた。

たどり着いた結論は、そう、聖剣の鍔と柄だ。

ああ、恐ろしい事に気づいてしまった。

東京スカイツリーは東京に存在するエクスカリバー。

あの聖剣を引き抜けば世界を救う力を手に入れられるのだ。

おそらくあの円錐状の剣の先は、なんか刺々しい刃身が放射状についているのだろう。

モンハンでいう、ダラ・アマデュラのランスの形だ。

確乎不抜（かっこふばつ）の不壊イジスだ。

え？それなら聖剣じゃなくて聖槍じゃないかだと？

うるせぇ！！引っ込んでろ！！

そんな事はどうでもいい。もはや論ずるに値しない。

ふとある疑問が思い浮かんだ。

“じゃあ、あの聖剣の主は誰なのかと”

高さ634メートル。

コレを簡単に扱うには相当デカい図体が必要だ。

エヴァンゲリヲン8号機がエッフェル塔を投げていたが、そのエッフェル塔でも300メートル。

今回のエクスカリバーはその2倍。

扱うにしろ、634メートルを超える存在だ。

ゴジラですら大体120メートル。

大体、丸太に抱えて突貫する程度か。

でも聖剣というには片手か両手で扱って欲しい。

だがグレンラガンみたいにデカすぎても意味がない訳で

全長600メートル以上約2000メートル以内の図体がデカいバケモンが必要なのだ。

そんな都合のいいヤツなんて……

いた。

全長1200メートルの超機動要塞マクロスが。

……

……

……

て事で、このスカイツリー（エクスカリバー）はマクロスのモノという事で……

この話はおしまい。