からまって




『俺も______ 』










気持ちを文面に表して送った日から

数日経った。

先輩はあの文章の意味がわからないとずっとLINEで嘆いている。

あんな文章を送っていてなんだが知らない方が、理解しない方が幸せなのに。

と、思ってはいるけど________ほしい。

矛盾な気持ちが渦巻く。

あまりにも自分勝手で酷すぎるこの気持ちは、

自分の空想を加速させる源力に等しい。

いくら願っても叶うわけない、空想なんてただの幻覚薬だ、、、、、、

って、先輩のこと考えるとあまりにも悲観的になっちゃう。

流石にまずいね思考が末期だ、全然笑えないけど笑えてくるし。私に女心なんか一生関係ないと思ってたけど案外そうでもなかったみたい。

「私も______なんだなぁ」

「いや急にどした、しかも文化祭準備中に」

「大事ではないけれど、ちょっとね」

「普通さ、急に性別呟く人間怖いからね?」

「まあ確かに。それは認める」

「認めるも何も無くない???」

「ごめんごめん。さっ、作業しよっと」

「何事もないならいいけどさぁ.....」










『え?!!熱出たの?!!』

「うーん結構頭あつくて辛い」

『うわぁ、文化祭で貰っちゃった感じ?とにかくゆっくり休みなよ』

「うんありがとう」

『それじゃあまたね、お大事に』

「またね」

友達からかけられた電話を切った。

文化祭が終わった、ようやく終わった。

なのに終わった次の日に熱なんてあまりにも酷すぎないか神様。

せっかく楽しかった________、全部今の熱で溶けそうなんですけど。

でも昨日先輩と会えて話せたしいっか、

____い先輩の周りに沢山_______________

__がいてすごく_______気持ちが零れる。

やっぱり先輩が_______________。

この気持ちを直接伝えたら先輩はどんな反応をするんだろう、すごく気になる。

好奇心が止められない。

溢れ出る感情、________。

「辛い」

ぽつりと音を零す。

何に対してこの音を呟いているの、ねえ、

答えてよ____で考えてるんだからわかるでしょ

ねえ、ねえ、ねえねえ、ねえねえねえ!!!!

「うるさいッッッ!!!!!」

頭が痛い、くるしい、いきができない、したくないわからないなんでさっきまで_________。


「______!!!」






















『俺も好きだよ』

「私も、です、」















先輩と______てから1ヶ月経った。

鮮明に記憶されたあの時の先輩の声と甘い雰囲気を纏った空間。

____だからなのかわからないけど、あの空間を思い出す度に音を高める心臓音。

ふわふわとした感覚に落ちる私の心、周りの音を遮って脳内再生する先輩の声とフラッシュバックする鼓動の速さ、会う度籠る熱に触れる呼吸。

ああ早く先輩に、____さんに会いたいなぁ。













今日は久しぶりに直接会って話せた!!!

嬉しい、すごく嬉しい!

電話で話すのも____だけど、やっぱり直接会って話せるのが1番____!

でも_____さんの反応が前と少し変わった気がするけどどうしたんだろう。

聞いてみたいけど私が聞いていい内容なのかわからないし先輩から話されるのを待とうかな。

そういえばもうすぐ推しの舞台公演か、

____さんにどんな風だったか話そうっと!

また先輩に____たら話せる話題が出来るから早く舞台見たいなぁ、どんなのだろう、

____さんに話したらきっと_______れるよね!

早く__いたいなぁ。













「私も____です、」

『ありがとう。俺もだよ』

















明日は____さんに会える日だ!!

もう__月か、時の流れって早いな、そろそろ_______て4ヶ月か。

バレンタインチョコもちゃんと作れたし、

明日ちゃんと渡せるといいなぁ。

__んでくれるかな。

でも_____は当日に______だったけど、こっちもその日は忙しいし仕方ないよね。

それにしても_____さんって___の友達多いなぁ。仲がいいことはいいことだけどやっぱり少し心配というかなんというか______しちゃうな。でもまあ心配してても仕方ないか、四六時中______訳にもいかないし。

_______、_________________。












『ごめんね先__、今のメンタル死んでて会ったら絶対____だから_______________。』

『わかった』












「今日の__はすごかったですね!」

「そうだね」

「じゃあ____の日にまた」

「うん、またね」












『なんでもっと________、』

『ごめん』

『私が何を言っても変わらないのでしょう?』

『うん。』

『_____と__________。』

『うん。』

『あなたと______ことを今__悔してます、

_____。』

『俺は____ちゃんと____ったこと____しないかな。

______。』














「嫌__、大__い!!先__なんか、___なんか!!」



「__いにな__るわけ、____じゃないですか、」

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