愛する作品の影響力

 石ノ森章太郎の記念館で開催されていたマクロス展に行ってみた。

子供の頃に見た作品が、心に残っている。
マクロスもその作品のひとつ。

 どうやって戦争が始まるんだろうとか、子供の頃には考えないことをあらためて振り返ってみると感慨深いものがある。
(当時、小学生だったのでバルキリーカッコいい、しか考えてなかったかもしれない)

 戦争になる作品はたくさんあるけれど、どちらが勝った負けたで決着をつけるわけじゃない作品は意外と少ない気がする。

 デジタルじゃなく、全部セル画の手描きであのいろんな動きを処理してたんだと思うと、職人仕事だなと思う。

 アイドルというものが憧れられていた時代だったり、携帯電話が無かった時代だとわかるシーンがある。
そうした細部の時代性とは別に、アイデアの時代性がアニメにはあると思う。

 こうした作品紹介によって、また新しいクリエーターに何か引き継がれたり、新しい作品のアイデアのヒントになっていくんだろうな、きっと。