夢のためにまっすぐ生きる少女の姿に感動

サーカス団で育った少女ソフィアは父であるフェリックスのように舞台に立ちたいと憧れを抱いています。

時代背景による周囲の偏見などで少女のマジシャンになるという夢を妨げられる場面が多々ありますがそれでも主人公のソフィアは夢のためにまっすぐ奮闘していて、とても眩しく映っていました。

女子初等学校にてもサーカス団で育ったソフィアを受け入れてくれる人たちは居なく、唯一ソフィアの支えとなってくれたのが心優しいマリーという少女。
肩身の狭いソフィアを安心させてくれて、助けてくれるマリー、そして辛いであろう環境でもソフィアはサーカス団のことを誇りに思っていて、読み勧めていくたびにソフィア頑張れ、と応援したくなりました。

またマジック使い様の美しく細かい情景描写、心情描写は世界観に引き込まれていくようでとても素晴らしかったです。今後とも作品を楽しみにしているのと同時に執筆の参考にしていきたいと思いました。

長文となってしまいすみません今後とも応援しています。

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