アタナトスの革命〜［裏の］英雄譚〜

第九話 成長日記

◯月×日

ボスポイズンを初めて討伐した後から、二週間たった。

毎日、ボスポイズンを倒しているが1日に一回だけ倒すことのできるボスポイズンでは目標までの先が長い。

▷月◯日

あれから一ヶ月半たった。まだ、目標は遠い。

けれど、偶然にもヒロインの一人を見かけた。流石に俺はモブ中のモブだから話しかけることはできない。そのヒロインが確か、…る、…あっ、そうルイーナ・マルリアだ。あのヒロインは主に薙刀を得意にしてるキャラだったな。薙ぎ払う姿がいいってランキングでも上位に入っていたなー。（見た目は西洋風）

△月⭐︎日

あれから半年がたった。いきなり時間が飛んでしまったけれども、その時は勉強がやばくて、日記を書いている暇がなかった。だが、ボスポイズンを何回も倒してしまうと、慣れが出てきて最近は戦いに余裕が生まれた。

…クラスで絡んだヒロインも何も変わらずの完璧少女だ。

特に体術訓練では鮮やかな身のこなしに目が行ってしまった。

×月×日

今日は祖父がなくなってしまった。どうやら餅を食べている途中に発作がおこり、窒息してなくなってしまったらしい。

最後、「わしの孫、は…」とか、書いてくれたもんだから警察の人たちに疑われてしまった。まじで、勘弁してくれ。

また、明日から頑張ろう。