第八話 逆転
この無限ループの状況を打破する解決策は、
すばり……
『限界突破』だ
限界突破できるならやっておけって、話になるが、この世界は超ハードモードそう簡単に攻略できるようにはされてない。
だからと言って、プレイヤーに拗ねられて、ゲームをやらなくなられては本末転倒だ。
そこで、
運営は、『限界突破』と言う要素を加えた。
それは、敵キャラの特筆している物をそのままプレイヤーのアバターに憑依させ、均衡な関係に保つことだ。
そんな、素晴らしい制度を何故忘れてたって思うだろ。
けどな、この限界突破は体力も魔力もレベルでさえも7以外は使えない代物なんだ。
ラッキーセブンって意味でつけたんだろうけど、これまた、調節が難しくて、よほど運がいいやつ以外は当たらない。
だから、攻略法の中には入れなかった。
しかし、今の俺はレベル7かつ魔力はあと28ある。(薬の時に魔力を使って、なん本も薬を使ってしまったから)
体力は20くらいか。今のレベルの浮遊では消費は3だ。7回ぐらいは撃てるか。
あとは、体力の問題か。仕方ない、一か八か賭けに乗るとしますか。
余裕でもいられない状況、だけど、この先にどんな面白いことがあるのかと思うと乗り超えたくなる。
そして、ボスポイズンと俺は一時的な間を置いた後、戦闘を開始した。
まずは魔力問題浮遊させては落とすで地味に痛い攻撃をする。
そして、ボスポイズンの攻撃を薄皮一枚破れるくらいで回避して、俺の体にも地味に痛いダメージを入れる。
これに関しては調整が難しいから掛かるダメージもバラバラだ。
そうやって、俺は地味な攻防戦をしていた。
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「これで最後!」
俺は七回目の浮遊を行い、敵に当てた。そして、限界に近い意識を保ちながら体を動かす。
(このくらいでそろそろ限界突破できるはずなんだがな、どこかで何か見誤ったか?)
「ッ!」
次の瞬間、俺の体は血流がよくなって、体が暑くなり、沸るような高揚感を手に入れていた。
今ならボスポイズンを簡単に倒せる自信さえもあった。
それに、元々こいつのスペックは魔力操作が下の下なのであって、体の機能に関して言えば、上位に入る。
敵も危機感を感じたのか、今までの素早さにまた磨きがかかっていた。
だが、その速度よりも上回るような速さで俺は攻撃を仕掛けた。
俺による、ボスポイズンへの一方的な攻撃が続いて、
俺は一回目の勝ち星をあげた。
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遅くなってすいませんでした。
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