第2話
いつまでも女子高生だと呼ぶのはめんどいので女子高生たちに名前を聞くことにした。女子高生たちはレッドに自己紹介した。そして二人の名前はレイとハルカというらしい。
それでレッドたちはてくてく歩いていると魔物らしい影を見た。しかし、それはケイタだった。レッドはケイタに聞いた。レッド「なんでここにいるのか」ケイタ「いやそれは俺のセリフだわ」「えっ」「いやお前を探していたんだよ」
「なんで?」「コンビニにいなかったからだ」「そうか、でも、つけてきたのか?」「いやたまたまだ」「レッドはどうしてここにいるんだ」「俺は偶然洞窟に入りこんでその穴に落ちて暗かったから女子高生が大丈夫かと聞いてきて今3人でいるところだ」「なるほど」
そしてレッドはケイタも一緒に行くというので渋々了解した。そしてケイタはレッドの答えにとまどいながらも納得していた。そしてゆっくり歩いていると中世ヨーロッパのような世界に入ってきた。
それで王の城のようなものが見えてきた。そこでレイとハルカは剣を取り出した。本人たち曰く魔物やモンスターが出てきたときに戦うためだそうだ。
それをケイタは見て俺武器なんて持ってないぞと言った。レッドは当たり前だろと鼻で笑った。ケイタは少し恥ずかしそうになった。レッドはケイタのことを面白いやつだと思った。
それを見たハルカとレイは少し意外そうな顔をした。まるで武器を持っていて当たり前だというように。レッドは思ったそうかと俺たち男二人が魔物の存在を知らないことを意外だと思っていたのだとそう解釈した。
またてくてく歩いていると次に曲がり角があった。それを見てハルカは少し考えて何かを思い出したようにレイに言った。「そういえば、私たちはこの先に行けばその友達もいるけどレッドとケイタにもそのこと言った方がいいんじゃないかな」「そうだね」そう二人で話し、レッドたちにレイが報告した。
「レッドたちはこの曲がり角よりも先にいくの?」レッドは何のことか分からずきょとんとしていた。「あーごめん、説明が分かりずらかったよね。かなり説明省略したから」「えーとね、私たちはこの先に友達はいると思うから、レッドたちはどうするかというのを聞こうかなと思って」レッドはああそういうことかと思ってケイタの目を見る。ケイタはすぐに答えを言った。「こんな真夜中に女子高生二人はあぶないだろ、だからレッドよこの子らについていった方がいいと思うがいいか?」と俺レッドに聞いてきた。
俺はもちろんといったように頷いた。そうかケイタって心配性なんだなと心の中で呟いた。それで一行はまず服屋的なところに行った方がいいのではないかということに気づいた。しかし、地図がなかったのでどうしようかと言うことになってしまったが、幸い現実世界よろしく看板があった。
それを見たレッドたちは安心した。ケイタが言った。「俺はこの世界になじんでいるような服装だからいいがお前たちはそうじゃないから変えた方がいい」レッドたちは確かにと思った。まあこの世界にもし学校があるならまあ今の格好でもいいかもだけどなとも思った。
とまあそういう風にいつもとは違う日常なので全員が少しダラダラしていた。やはり服を変えると気が引き締まるようなものなのかとも思った。それから服屋について俺は服屋の店員さんに自分たちに似合いそうな服を聞いた。しかし店員さんに質問する前に色々考えていた。レッドの心の中「あまり目立つ格好や髪型は避けた方がいいかも
しれない、それに男女ペアってどこかで聞いたことある定番パーティーだな、しかし自分のスキルというかまあ特殊能力とかあるのだろうか?もしあった方がいいと言えば剣術だがそれはあの二人に任せるとして俺たちは…」と俺レッドは様々なところに気を遣ったが頑張って質問した。
レッド「すみません、剣士二人とその他のメンバーの服ってありますか?」俺はある程度今の状況を整理していないがとにかく余計なことを聞かないようにと心がけた。店員は少しの間ポカンと口を開けていたが質問をぶつけて来た。店員「すみませんがあなた方たちはどういう職業構成でしょうか?」来たよこのベターな質問、俺は皆の顔を少し見てここは絶対に焦ってはいけないと思いつつも勝手に決めてはいけないと思ったから店員さんに言った。「すみません、一応メンバーにも職業を確認させてください」というと店員さんはニコリと笑い頷いて分かりましたと応えた。
俺はすぐさまケイタたちのいる服屋の剣士の服が置いてあるコーナーに行った。そこでは何やらケイタたちは盛り上がっていた。ケイタ「この服俺に似合うかなー、レイちゃんどう思う?」レイ「う~ん、あまり似合わないんじゃないかな、だってケイタさん体格ごついし」そこでハルカも言った。「剣士はごつい方がいいんじゃない」
それを聞いた俺はもっとスローライフでも良いなと思った。
◇◇◇◇
あとがき
今回は異世界について書いてみようと思い書きました。正直難しかったです。
次回もお楽しみに!
異世界 @report
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