あなたは毎日何気なく過ごしていますが、そこには常に生と死が常に交差しています。
突然寿命はあと1週間と言われたら、まず何から始めますか？
やれなかったことにチャレンジする。本を読む。会えなかった人に会う。推し活をする。どれも素敵ですね。
この作品では命とは何かを一人の死神と青年が、狩る者と狩られる側である枠を超えて、織りなす不思議なバディ作品です。
生きるとは何かを考えながら読んでいくことで、もしあなたが1週間を過ごした時に青年の短い生涯をどう思うか想像しながら読んでいくことをおすすめいたします。
おおっと、作品を読む前にティッシュを(いい意味で)ご用意くださいね。
(ノД`)・゜・。

『死にたくない』から『助けたい』になり精一杯生きた（心残りは多少あったものの）主人公。ラスト前からはグッと胸に来る物がありました。『自分なら、どう言う選択をするのだろう』と考えられる作品です。

死神が存在する世界。
命を刈り取られる少年と刈り取る死神の
奇妙な交流と、死神に今後何か心境の変化があるのか気になるところ。
そして少年の命の行き先を教える死神も、
ある意味残酷だと思いました。
まあ死神なので。
でもそんな死神と少年のやり取りがテンポよく
書かれているので、ちょっと死神を憎めない感じでした。
完結、頑張ってください。