母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
はじめまして!
唐突に差し込まれた「ところで、母校に爆弾を仕掛けた。」という一文に胸を鷲掴みにされました。
うわぁ~その劣等感、無力感、経験あるよーーー(T_T)と共感しながら読み進めていました。
でももし主人公さんの隣に自分がいたら、「いやいやいや! 後輩さんのハートにはキミの絵刺さったんやでぇ~~!? これってすんごいことなんやでぇ~~!」って全力で諭したいです(笑
こんなことを考えました。
例えばこの主人公さんが、絵じゃなくて小説を志してたら?
カクヨムで小説を書いてたら?
「アナタの小説がすごく好きです」ってコメントで言われてたらどう思うでしょう?
その時は救われて欲しいなぁ~、なーーんて(^O^)(^O^)(^O^)
ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
文字通りの爆弾発言でいきなり切り込んでみました!
自信を砕かれて挫折したり、劣等感を抱いたり、覚えのある方も結構いるんじゃないかなと思います。私もそうです。
誰か一人の心に届いたら本来すごいことのはずなんですが、自分の思う価値がそこになくて、まっすぐ受け入れられないと苦しいですよね。
絵画にしろ小説にしろ、創作物に対する世間の評価基準は曖昧かつ流動的で、自分の中に確固としたものがなければ世に出るのは難しい世界だなと感じます。
「好き」という言葉をうまく自分の力へ変換できると良いですよね。それすらも才能かもしれません。
こちらこそ、本作からいろいろ感じてくださり、ありがとうございました!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
全てを悪い方へ捻じ曲げて受け取ってしまう主人公に心が痛みました。
自分自身を否定した後、彼は正しい道を見つけることができるのでしょうか。きっと出来る、と信じたいです……
もしまた新しい道で挫折してしまった時、助けになるのは過去の自分なんじゃないかと思います。あの頃すごく苦しんだけど、ちゃんと立ち上がれたのだから、って。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
好きだと言ってもらえたことに対しても劣等感が優ってしまうのは、哀しいですよね。
誰かと比べてではなく、真に自分自身と向き合ってからでないと、どの道を進んだら良いかも見えないはず。
>もしまた新しい道で挫折してしまった時、助けになるのは過去の自分
おおお……!ほんと、おっしゃる通りだと思います。ずっと順風満帆な道を進むより、挫折した状態から立ち上がる方がずっと難しいですよね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
さっき読んだ漫才と180度違う作品を出してくる多彩さがすずめさんの持ち味ですね!
この界隈を見ていてもたまに思いますが、もともとは好きで始めたものなのに他人の評価ありきになってしまうと辛いですよね😅そしてなまじっか自分に自信がある人ほど折れた時の衝撃がデカいのもリアルでした。
でも「僕」は一度は故意に手放してしまった赤い風船を今度は繋ぎ止めることができて良かったです。これをきっかけに彼自身が自分を認められるようになってくれるといいですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
できるだけ振り幅を出そうとした結果、落差がひどいことになりました笑
創作はこれと決まった明確な正解があるわけでもなし、誰かから評価をもらうことでしか相対的な価値を実感できないんですよね。
それでも心を折らずに続けられれば良いんですが……(><)
故意に手放したものを偶然繋ぎ止めたことは、良いきっかけになるかもしれません。
ちゃんと自分と向き合えるといいですよね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
劣等感。
何だか僕みたい。
こうやって作品に対して自己投影できるのは、やっぱりすずめさんの作品がすごいからでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういう話を書いてしまう通り、私自身も劣等感はあるんです。そして他責思考に傾きがちだったりします。あまり表には出さないようにしていますが……
そういうところも自分の一部なので、うまく折り合えるといいんですよね。
編集済
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
私も「はなさないで」のテーマで今朝急に思い立って久しぶりに書いた小説が「赤い風船」という題名のものでした。青空に吸い込まれる赤い風船のイメージが浮かんだので書いてみたのです。
同日中に同じものが出てくる小説に出逢えた偶然に勝手にご縁を感じました。
主人公の挫折と屈折した怒りの矛先や、偶然の子どもとの出来事による気付きなどテンポ良く引き込まれました。表現から鮮やかなイメージが浮かびました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なんと、同じものを題材にされたんですね!
手を離したら風船は飛んでいってしまいますもんね。同じ発想に行き着いた奇遇が嬉しいです(=´∀`)
本作では主人公の傷に触れるものとして、風船を描きました。
少し苦しい話になりましたが、鮮やかにイメージいただけて良かったです!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
ああ、心の奥にすっと差し込まれたような気持ちです。仕舞い込んでいた、忘れようとしていたものを差し貫かれたような。
このお話、とても好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
どうしても隠したい、忘れてしまいたいことってありますよね。この主人公も、そうしたものを多く抱えていると思います。
好きと言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
誰もが考えた『母校を爆発したい』で、まさか感動的エピになるとは。。。
面白かった。
過去の印象的風景って、意外と残り続けますし。それによる精神的影響というのも有り得そう。リアリティが高いと感じました。
ありがとうございました。
良きものを読みました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自分の進路に関わることがどうしても上手くいかない時、他の誰かや何かのせいにして、何もかもめちゃくちゃになれと思ってしまうこともありますよね。
この主人公にとって、赤い風船は象徴的な傷だったと思います。リアリティを感じていただけて嬉しいです!
こちらこそ、深く感じ取ってくださってありがとうございます!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
劣等感と才能の勘違い。刺さりますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こうした嫉妬、少なからず経験する人も多いんじゃないかなと思います。刺さって良かったです!
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自分の過去が自分を止めてくれた。
ホッとしました……
たしかに爆破してやる!という気分もわかりますし。
爆破ボタンを押すまでの心理描写もよかったです!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
過去の風船のことを思い出したからこそ、取り返しのつかないことになる前に踏みとどまれましたね。
実際、何もかも爆発してしまえばいいと思う時ってあるんですよね……
心理描写をお褒めいただけて嬉しいです(●´ω`●)
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
こんばんは。拝読させて頂きました。
凄いですね。
冒頭の風船を、ただ何となく指を緩めたこと。爆弾のこと。一見脈絡なんてないのに、とても近しい意味を持っていたと後半で明かされる。文学的で、それでいて心の底に被った思い出を、ゆっくりとなぞるようなお話しでした。
また、後輩がどういった存在なのかも伝わりました。皮肉だなんだと言いながら、褒められたり、尊敬されたことをよく覚えていた。それだけではひねくれ者を否定することには出来ませんが、話し全体を通せば、うっすらと漂う後悔の念が、後輩の言葉を押し返そうと、でも純粋に受け取っていることに、「嬉しかったんじゃないか」と、どこか歪みきれないところがあるんじゃないかと、そう思いました。
なにかこう、壮大な絵画を鑑賞した気分です。素晴らしい時間をありがとうございます。執筆お疲れ様です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
風船と爆弾、遠いもののようでいて、どちらも破裂する恐れのあるものですね。
作中ではどちらとも破裂せずに主人公の手を離れました。そういう意味でも、似た傷につながるものだったかもしれません。
>「嬉しかったんじゃないか」と、どこか歪みきれないところがあるんじゃないかと
おおお、すごい、鋭いご感想です!
肯定しないでほしいと言いながら、心の底では誰かに認めてほしかったんでしょうね。
劣等感が先に立ってしまいましたが、後輩の言葉を素直に受け入れられていれば、未来は違ったのかも。
いろいろと深く読み取ってくださって嬉しいです!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
こんにちは。
冒頭、「ところで」の転換がすごい!と思ったあとの、心の動きがまたいいなあと思いました。
特異な状況におかれた少年の、でもそれを共感できる普遍的な心理として描き出した描写、さすがです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「ところで」、ちょっと話が唐突だったかなと思っていたので、そう言っていただけて良かったです!
誰かに嫉妬してしまうこと、他人のせいにしたくなってしまうこと、私自身を含め心当たりのある方も多い感情なのではないかなと思います。お褒めいただけて嬉しいです!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
自分を卑下している間は真摯な評価すら捻じ曲がって解釈するのが寂しくリアルですね。本当に落ちるぎりぎりで思いとどまってよかった。もし爆破させたら人生を他者のせいにするところでした。それが最後の言葉に繋がって胸に落ちました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
真心から言ってもらえた言葉も毒のようになってしまうのは哀しいですよね。
爆破も、ギリギリでしたね。ずっと不遇を他人のせいにしながらここまで来た主人公ですが、やっと自分自身と向き合うことに気付けたと思います。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
凄く上質な文学作品を読んだ感じがします。
主人公の葛藤がひしひしと伝わってきて。
芸術において頭角を現すのって本当に難しいんですよね。
私にもこういう経験があります。爆破しようとはしませんでしたが(笑)。
ラストの風船を離しちゃったお子様とのやり取りで自我を取り戻していく描写もとても素敵でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なんと、過分なほどのお言葉をいただき、ものすごく光栄です、
芸術や文学、明確に優劣が判断できない分野で泥沼にはまると、だんだん何と戦っているのか分からなくなるでしょうね。
赤い風船は主人公にとって象徴的なものでした。これを繋ぎ止めることができて良かったんだと思います。
編集済
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芸術は爆発だ!(意味が違う
藤本タツキの「ルックバック」「さよなら絵里」にも通じるモチーフが切ない。
才能への嫉妬なんて飽きるまですればいいんだ。自分はそうしてる(ぁ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
爆発しなかった……!
おお、その2作を挙げていただけるとは!『さよなら絵里』は特に刺さりましたね。どちらも創作する者に響くお話でしたね。
人間なかなか嫉妬を切り離しては生きられないですよね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
陽澄すずめ様
KACやお題に関係なく、短編として素晴らしいお話ですね!
さすが! すずめ様です。ずっと心に残る小説です。
少しサイコパス風味のある「僕」の心理に悉く共感を覚える自分はいったい……!?
という気がしなくもないですが、実はこの「僕」のような人は案外身近にもいるようにも思えます。
>――自分で手放す選択をするのは。
そうやって人は、もしかしたら後々かけがえのないものになるのかもしれなかった人や物事まで手放し、その時の選択を後悔しながらも、今の自分と向き合って生きていくしかないのだ……と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
嬉しいお言葉をありがとうございます! ずっと心に残るだなんて、書いて良かったなぁと思いました。
確かにこの主人公、かなり捻くれて偏った思考回路の持ち主なんですが、ひとつひとつの不満ややるせなさを見ていくと、誰もが持ち得る感情だったりするんですよね。
一時の選択が、もしかしたら取り返しのつかないことになるかも。
彼は踏み越えずに済んだので、ここから自分と向き合って生きていけるといいなぁと思います。
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この主人公の心の葛藤が凄かったです
気持ちのやり場のない表現が特に!(*´ω`*)
赤い風船で始まり、赤い風船で終わる
起爆スイッチを押さなくて良かったですけど
早く立ち直って欲しいです
作者からの返信
コメントありがとうございます!
主人公の負の気持ち、行き場がないまま燻り続けていたんですよね。葛藤を感じていただけて良かったです!
赤い風船は彼の原風景であり、大元の傷でもあります。
どうにか踏みとどまれたので、自分と向き合えると良いですよね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
ここまで、主人公の葛藤を読者の私達にありありと伝えられるのは、ほんとうにさすがだなと思います!
いつものことながら、スゴイです☆
作者からの返信
コメントありがとうございます!
短い中でどこまで表現できるか、文章の並びを入れ替えたりして、ちょっと悩みました。
たくさんお褒めいただけて嬉しいです(*´◒`*)
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
センセーショナルなタイトル!
しかも、ほんとうに爆破しようとする人の話だ!!!
ビックリしましたΣ(・ω・ノ)ノ!
爆破してほしい(!!!)ような、爆破しないでほしいような。。。
読みながらハラハラしました( ̄▽ ̄;)
絶望すると「なにもかもなくなっちゃえ」みたいな破壊衝動がわきあがってくるかもですが、思いとどまれて良かった(●´ω`●)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一発勝負の短編はまずタイトルのインパクトが大事かなと思うので、そう言っていただけて嬉しいです!
>爆破してほしい(!!!)ような、爆破しないでほしいような。。。
うおー嬉しい!
ここまで行ったらやっちゃえ!って思いますよね。物理的な破壊でスッキリできるものって絶対ありますし。
彼は踏みとどまれました。ここからちゃんと自分に向き合えると良いですよね。
編集済
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
こんばんは。
赤い風船を手に入れられた人は、もしうっかり手放しても、たぶん次の風船を手に入れられる人ですね。
それがなにかの偶然で、あるいは自分がやけになって、手に入れられないことがある。それが重なると、もう手に入らなくなる。逆にうっかり手に入りそうになっても、風船が爆弾のように思える。
>僕を正しく否定できるのは、きっと他でもない、僕自身だけなのだ。
そう思える『僕』は、まだ次の風船を手に入れられる人だと思います。
この瀬戸際の一歩手前なのは後輩のおかげなのか、風船の親子のおかげなのか、『僕』自身が瞬間に成長したのか。それとも、そもそも踏み越えていなかったのか。
私の勝手な推測では最後のが正解かなと思いますが、これは『僕』に伝わらないと信じているから言えることです。
結局、『僕』の心がどうなのか判定できるのも『僕』だけで、つまり『僕』の気づいたことは正しいと思いますから。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
>逆にうっかり手に入りそうになっても、風船が爆弾のように思える
うおお、『風船』に込めた含意をきっちり汲んでいただけて、たいへん嬉しいです……!
両親から買ってもらった風船。いつかは萎んでしまうようなものなのに与えてもらえた……この主人公、ちゃんと愛されて育った人のはずなんですよね。
それなのに、それゆえに? 自分の不遇をずっと他者のせいにして生きてきました。
>そもそも踏み越えていなかった
こちらも素晴らしい考察……!
彼、心にいろいろ抱えていたものを外には出してこなかったんだと思います。落ちこぼれてもグレたり引きこもったりせず、なんだかんだ大学行かせてもらっている……あんまり大それたことができないのかも。
この気づきでどう変わっていくかは未知ですが、それなりに折り合いを見つけられるんじゃないかなと思います。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
陽澄すずめ様、こんばんは😊
>僕を正しく否定できるのは、きっと他でもない、僕自身だけなのだ。
誰に見放されたとて、自分で手放す選択をするのは。
この言葉にグッときました。
絵が好きだった少年が、ある日自分の才能のなさに気づき打ちひしがれていく重苦しさの中で、母校を爆破したいと考える。
爆破スイッチを押す手を先延ばしにしていたその目の前に、幼い子の手から離れた赤い風船が……それが少年の幼い頃の赤い風船が青い空に放たれてもう二度と戻らなかった時の記憶と重なって……。
踏みとどまって良かった。
彼の心の葛藤が実にリアルで切なくて。
スマホをポケットに仕舞い立ち上がった彼は、きっともう何者にもとらわれることなく、前に進めるのではないでしょうか。
心に刺さるお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
挙げていただいた一文、本作の中で一番大事な、この主人公のターニングポイントですね!
挫折を味わってから、再び立ち上がる力もない時に、どう心の折り合いをつけるのか。
原風景にある赤い風船は、その傷の一番の下地だったかもしれません。
彼はずいぶんと遠回りをしてしまいましたが、取り返しのつかないことになる前に踏みとどまれました。
ここからようやく前を見られるようになるんじゃないかなと思います。
心に刺さると言っていただけて嬉しいです!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
余裕がないと純粋な善意も皮肉に聞こえてしまいますよね。
追い詰められて壊そうとして、でもズルズル引き伸ばして、最終的には止める、その複雑な心の機微が巧みに描写されている素晴らしい作品でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
後輩は善意だったし、もしかしたら好意もあったかもしれませんが、主人公は捩れた形で受け取ってしまいましたね。
爆弾を使って仕掛けるところまでは出来ても、ギリギリで起爆させられなかった……その心理の動きを感じていただけて嬉しいです!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
あと五分経ったら。三分経ったら。あのスズメがこちらに来たら。車が三台通ったら。意味もなくタイムリミットを引き延ばしたところ」
この描写、最高ですよね。じれじれした様子がうまくて、ほんと、すずめさん、驚嘆します。
そした、風船をもった親子。
赤い風船が飛んできた奇跡。
人生の苦しさややるせなさがあふれていて、本当に素晴らしい作品だと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おおお、そこの描写をお褒めいただけて嬉しいです!
単なる繋ぎの部分なんですが、ここを適当にしちゃうと良くないなと思ったんです。葛藤が上手く出ていたらいいなぁと。
赤い風船が大元の傷であり、一歩踏み越える前に繋ぎ止めてくれるものでもありました。
やるせなさを感じていただけて良かったです!
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なんか、この青年が傷ついて追い詰められていく過程が生々しくてすごく心に残りました。人ごとではないような、自分でも覚えがあるような。どうなっていくのかハラハラして最後まで引きずられるように読みました。ものすごく引きの強い話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
主人公の抱える傷を生々しいと言っていただけて、良かったです。
他者と比べての劣等感、抱いたことのある人も多いんじゃないかなと思います。
短い話ですが、深く読んでいただけて嬉しいです!
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短い物語の中で何度も心を揺さぶられました。
ねじくれてしまった心には、真っ直ぐな言葉もねじくれて届いてしまう。
それでも幼い日の想い出と現在との重なりが、それらに素直な形を取り戻してくれた。
押さなくてよかった。
素敵なお話でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
好きだと言われても、却って傷に障ってしまう……もう他者の言葉ではどうにもならないんですよね。
買ってもらった風船をわざと手放した過去から続くねじれが、飛んできた風船を偶然繋ぎ止めたことで、ようやく何かに気づきました。
深く感じ入ってくださって嬉しいです!
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簡単には成し遂げられない世界で挫折して、簡単にできてしまう破壊行為に流されるという経緯が滅茶苦茶に痺れました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
他人のせいにするのも、学校に爆弾を仕掛けるのも、謂わば逃げなんですよね。自分の弱さに向き合うことの方がずっと難しいでしょうね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
コンクールでは箸にも棒にもかからなかった絵。
だけどそれを好きだと言ってくれる人がいてくれて、しかしそのことがかえって『僕』を追い詰めてしまうとは。
だけど最後、爆破を実行に移さなくてよかった。
どこにもいけないと悩み苦しんでいる『僕』ですけど、この先自分の歩む道を、見つけられますように。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「好き」は後輩の子自身のもので、コンクールのように他と比べられるものではないんですが、主人公にとっては傷を抉るものとなってしまいました。
この勢いで爆破してしまったら、本当に取り返しのつかないことになるところでしたね。
彼がこの先進めますように。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
先輩の絵がすごく好き。
賞賛のはずのその言葉は、心に棘となって刺さってしまいましたね。
いっそ絵とは完全に興味を経って無関心でいられれば、こんなこともなかったのに。
それでも結局、爆弾のスイッチを押すことはなかった。
この結末を『僕』がどう受け止めるかは、これからの彼が自分の心とどう向き合っていくかで変わるかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
どんな称賛の言葉も、彼には届きませんでしたね。
絵の道を絶ったのも、他人への当てつけでした。
拗らせた末にとんでもないことをしでかそうとしていましたが、どうにかギリギリのところで踏みとどまれまさした。
まずは自分の弱さと朝向き合って、受け入れるところからですね。
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
自分などの拙い言葉ではありますが、短編とは思えぬ奥行があり感情を揺さぶられました。心から感謝を。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
短い話ですが、奥行きを感じていただけたと聞いて、ものすごく嬉しいです( ´∀`)
レビューもいただき、本当にありがとうございました!
母校を爆破したい僕のことへの応援コメント
私もすずめ先生の書く小説が好きです。
「ところで、母校に爆弾を仕掛けた」の1文に、おおおおお!?と驚きました(笑)それでもこの短文の中に込められた想いが、私の中にも同じようにありました。短編で何一つ無駄のない文章。圧巻であります٩(♡ε♡ )۶
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うわーーーー好きだなんて嬉しいです(*´Д`*)ありがとうございます!!!
創作をする人なら、一度はこういう思いを抱くかもしれませんね。
ガッと勢いで書いたものですが、楽しんでいただけて良かったです(*´ー`*)