少年が不遇、どん底から這い上がっていきますが、キレイな話だけではない。同じ過ちをしてしまったり、女にちょっとだらしなかったり、人間模様もちょっと大人向け。でもその親近感、ワクワクが面白く、読むのが止まらない。読もうか悩んでいる人は、ぜひ第3章の閑話最後まで読んでほしい。そこからはもう止められない。
主人公は、俗にいう英雄願望持ちだ。幼い頃はそんな物語の主人公のような英雄に憧れて、多くを救い、そして多くを夢見る。だが、現実は何より残酷だった。失って、すれ違って、裏切られて——英雄とは言…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(276文字)
主人公の人間らしさ、葛藤と成長、出会いと別れ。この小説で読めるのは「物語」ではなく「人生」です。私は一読者として、作者様には感謝をしたい。素敵な作品をありがとうございます。この作品に目…続きを読む
久々の小説発掘してた一昨日に発見。簡潔に言えば当たりですね。ベターな設定ではあるが、文章の書き方と進行が丁寧で安心して見ていられます。素の文章力が高い水準でまとまってる。惜しむらくはタイトル…続きを読む
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