死にたい男の子と助けたい女の子

俺にゃん

何でお前は、、、

あ、そうだ死のう

俺はそう思った。理由?理由は目の前にいるクラスメイトに「死ねよ」ってまぁまぁ本気で言われたからだ、、、そんなことでって思うだろう、俺だって思う。ほとんど毎日言われているしな、相手が冗談で言ってるのは知っているが俺はもう疲れた家でも学校でも安らぐ場所はない事が決まった。だから死ぬことにした


「今日の放課後でいっか」


俺は今日学校の屋上から死ぬことにした


「、、、、、、、、」


?今だれかに見られていたような、、、?まぁいっか

自問自答をしたあと別クラスの友達との会話をやめ、自分の教室に戻り本を読み出す。本を呼んでいる時だけは自分の世界に入り込めるからやはり良い、まぁ読みすぎたら首痛くなるんだけど


    キーンコーンカーンコーン


学校のチャイムがなり学校が終わる、部活に行く人や帰っている人がちらほら見える。俺は普通にさぞ当たり前のように屋上に向かった、自然と誰にも疑われなかった。屋上の前の階段には立ち入り禁止と書かれている紙を無視して階段を上る、鍵は意外にも挿しっぱだった


「不用心すぎるだろ」


独り言を吐露しながら屋上に出る、俺がいる学校は4階建てだ、そのせいでもしかしたら俺は"運悪く"生き残ってしまうかもしれないな

扉を開けるとブワッと風が体に当たるまるで天使がこっちへこいと行っているみたいで泣けてくるよ


「こういう時田舎は良いな」


俺は町の方を見ながらいう

遺書はない、後悔もない、夢も、、、ない


「よし、死ぬか」


靴を脱ぎ1度伸びをする。そのあと下が見えるほど端による、1度目を瞑って思い出にふける、数少ない友達とカラオケではしゃいだ時球技大会でたまたまヒーローになれた時、部活で全然うまく行かない時色んな事があった

家族の思いd「なにしてるんですか?」


ふと後ろから声が聞こえた


「誰ですか?」


屋上の扉の所に、1人の女子が立っていた顔は何度か見たことがあるため、同級生って事は分かるが名前が分からない


「3組の不知火癒未しらぬいゆみです」


無表情で良く分からない人だなってのがこいつの第一人称だった


「なんで、ここいるだ?立ち入り禁止だぞ?」


「あなたが、自殺しようとしてたので、あとあなたが先に屋上にいましたよね?」


正論パンチなんだが、、、ん?まて何でこいつ俺が自殺しようとしてたの知っているんだ?聞かれていた?いや死にたいなんて言っていないはずだこいつはなんなんだ?


「なんで、分かったんだ?」


俺はこの疑問を解消させたくて、戸惑いながらも目の前の女に問いかけた。

目の前の癒未とか言う奴は、全く動かず髪や制服が風で少し揺れているだけだ、まるで人形だなと思う


「、、、私見えるんです他人の"糸"が」


ゆっくりと喋り出す癒未はどこか美しささへ感じた


「糸?なに言っているんだお前」


癒未が言った"糸"って発言が分からねぇ、こいつはもしかして厨二病なのか?


「糸って言うは、その人の関係性や心情を見えます、赤い糸の運命の糸とか言うでしょ?あれが私には見えるの」


うん、こいつは厨二病だ関わらない方がいい、なんか死ぬ気も失せた今日はいいやって俺は思いため息をしたあと俺は癒未の横を過ぎ去ろうとした


「家族関係悪いみたいですね」


俺は足を止めた、何で知ってる?そんなこと友達にも言ってないんだぞ?


「お、おま「心を許しているのは立った一人、友達の事を本当に自分の事空箱って思ってくれているのか不安に思っている、この二つで私の疑いは晴れるかしら?」」


ただただ俺のが思ってることを、話す無表情でただただ俺の疑いを晴らすために


「キッモちわる!!」


俺は癒未から後ろ飛びをしながら離れた


「ひどい言いぐさですね」


「誰だって言うわ!急に俺が思ってることを話したら!!」


不思議そうな顔で言うこいつに俺は叫びながら言った


「はぁ、はぁ、はぁ、、、いいや帰ろ」


なんか、急に頭が冷静になり、俺の目の前にいるやべぇ奴の横を通り帰ることにした


「死なせませんからね、はなしませんから」


ゆっくりと優しく俺に言うこいつに言う、なんで分かるんだよ、くそが










  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

死にたい男の子と助けたい女の子 俺にゃん @orenyan0809

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画