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今回の企画で、……訪問させていただいた作品のなかで、たぶん一番胸に重く深く…そして、感慨を持って受け止めたいと思った作品でした。
携帯小説というジャンルには収まらないような、きっと世に出たらちゃんとした評価(すみません適当な表現が思い付きませんでした💦物書き失格ですわ、あたし💧)を受けるだろうと予感させるような、そんな素晴らしい文体で……。
性的なことを述べているのに不思議と卑猥さがなくて、ユーモラスで儚い……。
きっと、人間の根源に通じているから、なんでしょうかね。
最後までこの主人公が男性か女性かわかりませんでした。何度か読み返して、あれ、女性かな……? と。最初は男性だと思ってて、で……実はほんの少し誘われてたのかな、なんて思ったり……。
けど、たぶんそれは重要ではないし意図的なものなのかも、とも思いました✨解釈違いでしたらすみません。
最初から最後まで、物語に没入させてくれる、こんな作品を、私もいつか描けるようになりたいと、切に思いました。
素敵な作品をありがとうございます✨
拙文ながら、レビューも添えさせて下さい。
作者からの返信
ご感想に、レビューまでいただき、本当にありがとうございました。
励みになりますし、書いたかいがとてもありました。
追悼の文章という感じで、死の匂いをほんのりと漂わせる感じで書きました。主人公は女性なんですけれども、なんか男性っぽい感じもするんですよね。鋭いですね!
こちらこそ、天川様のご感想に、とても嬉しい気持ちになりました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたしますね。
文体や登場人物がなんとなくカラッとしているのに
それでも人の中にいろんな水分があるのが感じられて
読んでいると、自分の中にある記憶や感情と繋がったり
繋がらなくても、なんとなくわかる気がして
猿川文学を読むと、周囲の人に少しだけ優しくなれる気がします。
大好きだなあ、沢邑先輩。
私の学校にもこんな文芸部の先輩がいてくれたら…
いやいや、私と友人で創部したから
私たちが沢邑先輩になるべきだったのか。
久しぶりに昔のことを思い出しました。
いつも素敵な小説を書いてくださって、ありがとうございます。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
猿川文学、良いですねw 結構気に入りました。猿川文学、わりと面白いですよ。
沢邑先輩、病気であっという間に亡くなるんですよね。これは友達のお母さんがモデルです。僕の親友のお母さんは、11月までプールで泳いでいたのに、12月にガンが発覚して、2月か3月には亡くなったんですよ。
僕の中のいろんな思い出、目撃したこと、それらが混ざって、物語になっています。