ファミコン版ドラゴンクエスト3 クリア記念雑感書き散らし
泉 とも
第1話 完走した感想ですね。
早い物でもうクリア感想シリーズも三作目。しかしどんどんハードが退化していく。他にしなきゃいけないことがあるのに。追い込まれるほどついつい現を抜かしてしまう。今回はご長寿古典RPG『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ』のファミコン版を久しぶりにクリアして感じたことを、ここに書き残しておこうと思う。
PS5も買い損ねて、最近のゲーム機たっけえなあと思いながら押し入れから引っ張り出した本作。昔と比べてバグと裏技と攻略情報が豊富に手に入る現代。今回は私のほうが『へー!』って言いながら遊ぶこととなった。
キャラクター使用感
解説というほど遊び込んでないし、仕様や設定にも明るくないから、どこまで行っても感想止まり。実はSFC版以降のドラクエ3って遊んだことない。何故って?
だってこれ(ファミコン版)持ってたし……。
・勇者
SFC版だと性格で成長に補正が加わる関係からか、それ抜きだと成長が酷いらしいね。FCはそんなことないけど、でも吟味しないと基本的に低調でへたれがち。このゲームのレベルアップの良し悪しを実感し易いのが、力と速さとHPとMPだけど、勇者はHPがよく伸びる。元気だが素早さは低く賢さも伸び難い。勇者専用の魔法の消費が重ためなので、そこをこだわらないとガス欠しがち。それでも仲間がいれば問題ない程度の塩梅だけど。
逆を言えば勇者を強くしないといけないし、勇者の強さを実感できるのが勇者一人旅の醍醐味なのかもしれない。ゲームの仕様と裏技を駆使し、マンツーマンで向き合えば、闇ゾーマも一人で倒せるんだからすごい。正真正銘の化け物。
仲間を縛らない場合でも最初は勇者だけ育てて、その後少人数で分けてレベルを上げるほうが、進みも育ちも良かったりする。女勇者のほうが誘惑の剣を使えるため、一人旅のレベル上げが少しだけ楽。次の経験値が約10万固定になっても、一人ギガデインを繰り返せば10分経たない内にレベルが上がる。この人間、神か悪魔か。性別が女でもぱふぱふが可能なので、女性専用パーティでもバグが使用可能。女尊男卑と言われがちな本作だが、ぱふぱふができる権利は基本的に男のものなので、そうとも言えない。ぱふぱふはぱふぱふでもおとうさんによるほもぱふぱふだけれども。
・魔法使い
うちのルイーダの酒場にいたのはキッドという名の爺さんだった。あだ名はキッド爺。最初はドクタースランプみたいなタッチだったのに、終盤だとピッコロ大魔王戦の無天老師みたいな顔になってたんだろうな。メラとMP消費が1しか違わないくせに与ダメが20違うヒャドが序盤のメインウェポン。成長と耐久に難があるものの、バラモス戦が始まるレベル30までにマヒャドもベギラゴンも覚えるため、道中の心配は無い。ボス戦はバイキルト使うし。武器はずっと毒針でメタルスライム以外にも『あ、やらかした』という場面でツスゥーッ!という音を響かせる頼もしい爺さんだった。
何気にドラゴラムが武器攻撃の下振れと違って、闇ゾーマ相手でもコンスタントに100ダメ出してくれるのすげえ頼もしい。最後の最後で急にドラゴン出すよりもドラゴンに変身して魔王と取っ組み合う魔法使いの爺さんのほうがよっぽどドラゴンクエスト。勇者よりもドラゴンクエスト。また素早さも高いので星降る腕輪を付けて確定で先行を取れるようにすると、だいぶ助かる。途中までパーティを引っ張って、最後にサポートに回るの正直ニクイ。
・戦士
ダメージの上振れ下振れ、レベルアップの内容。そういった乱数とか偏りに真っ向から反逆していく、TRPGの固定値系のビルドみたいな奴。素速さと賢さがほぼ育たず、防御は装備頼み。それもだいたい勇者のお古。力とHPしか伸びず、成長の壁にぶち当たっては止まり、また突き抜ける。最初は殴りしかできないからか、勇者より成長が早いものの、殴りしかできないせいか、中盤から勇者より成長が遅くなる。それでも殴って倒せる、殴られて死なないという仕事ができるため、この赤いアドバルーンは今日も並び順の最後尾にい続ける。防御キャンセルの恩恵も受けられず、モロにダメージを受けるが、それでも戦士は戦い続けるのだ。まあ最遅行動がし易いから、毎ターン賢者の石を使う係になるのだけども。酒場にいた奴の名前はライアス。マシリトっぽい三枚目二軍っぽい顔付きなのにレギュラーだった。
・僧侶
勇者だけだと回復が覚束ないため、それを補うはずの存在なのだが、本人が撃たれ弱いせいで、回復のリソースはもっぱら自分が使いがち。隊列の二番目三番目がデフォルト。耐性が少ないバギ系は、基本的に求められるレベル帯で使えるようにならない。魔法使いに比べて防具が多いが、そこまで頑丈ではない。ニフラム・ザキ・バシルーラなど『話をやっつける』魔法のほうが有意義。というかデバフのルカニとマヌーサを、魔法使いじゃなく僧侶が覚えるのってどうなの? 宗教っぽいってこと? 勇者にパワーレベリングして貰って賢者を二人用意したほうが良いとか言ってはいけない。これはFF3じゃないんだ。なお酒場にいた奴の名前はニコライ。個人的にはRR軍のブルー将軍みたいな顔をしてると思う。
・商人
ジェネリック戦士。噛めば噛むほど味が出るスルメのようなジョブ。序盤は戦士の代用ができるくらいにはHPが伸び、戦士よりは素速さが上がる。少なくとも地下世界に行くまではまだ使って行ける。勇者がワンパンできない雑魚に追い打ちをかけて処理するのが主な役目だが、スーの村でいかづちの杖を拾ったらベギラマ係になる。成長も全体的にマイルドで、如何にも転職の土台にしてくださいと言わんばかりである。実際問題、商人の育成をほどほどで切り上げて作った僧侶や魔法使いは、低レベル時は危なげが無く、HPが上げ底されるので、安心である。転職先が僧侶とは相性が良く、中盤までに成長が終わる商人と、それこそ裏技でも使わないと、終盤の賢さと力の成長期を拝めない僧侶は、ステータスを補完するような形になっている。商人が出家するって生臭い話だなあ。
加えて賢者を除くと隼の剣と不思議な帽子を両方装備できるのはこいつだけだったりする。つまり魔法使いと僧侶を経て商人になることで、今度はジェネリック賢者が誕生するのだ。なに? そこまでするのは完全に趣味だし、MP少なすぎるし、やっぱり賢者でいいし、いっそのこと武闘家にして武器を隼の剣にしてしまったほうがいいって? そうだね……。
・武闘家
作ってみてはいいものの、HPが微妙に伸びず戦士のほうが残った。レベルが上がると会心の一撃が出易くなり、その他は一律64分の1でしか出ないことを踏まえると、確かに強いのだ。しかし勇者以外のメンバーをレベル99にしたり、他の奴で闇ゾーマに挑むまではしなかったので、スゴイけど強さを持て余すのである。棺桶バグやルビーバグを駆使してレベルを上げたら素で力と素早さが255に行くのはマジでビビるし、二回殴ると一回は会心が出るのはすごいけど、力を完全に持て余している。魔法職を経験してから武闘家にしたら、勇者の代わりにしてもいい。うん、クリア後だね。たぶん突き詰めるとこのゲームの最強の形は、こいつを四人揃えることなんだと思う。何気に頭装備は般若の面を装備出来るし、アイテム変換バグを使えば防具の問題も解決できる可能性を考えると、システム上の優遇を持っているこいつが異色なんだよな。微妙にHP少ないけど。
・賢者と遊び人
ぶっちゃけると賢者には今回お世話にならなかった。むしろアッサラームのルビーバグで遊び人たちにお世話になった。捨て駒である。名前はそれぞれ『ちゃらお』『やりもく』『ぱぱ』とした。細かい仕様も知らず興味本位で試したのだが、なんと『やりもく』が帰って来たら装備が変更されていた。
ぬののふくが王者の剣になっていたのである。
『やりもく』が!『ぱふぱふ』で!布の服から!王者の剣を出したのである!
この瞬間を目撃した私は、これだけで今回の撮れ高あったなという謎の満足感に浸っていた。
バリアを踏んで、バグのせいで死に続けるちゃらお。どうだった?と聞くぱぱ。
何より親父のぱふぱふに堕ち、王者の剣を出したやりもく。
ゾーマを倒して平和になったはずの世の中で、奇妙な悲しみを目の当たりにすることになった。思わぬ笑いをありがとう、ドラクエ3。
なお余談だが遊び人はレベルが95になると一度だけ爆発的に賢さが伸びた。でもその後は上がらず、完全に賢者の足を引っ張るためだけの上昇であった。なので94レベルで賢者に転職した所、力・素早さ・HPは確かにレベル20に比べて伸びたが、今度は下振れしたこともあってMPが70下がってしまった。一応HPMP両方400は越えたが、価値や甲斐があったかというと否である。
・転職
現実では職場からの脱走を意味する。このゲームでも賢者を出す以外の意味は基本的にない。それこそ商人を土台にして、僧侶や魔法使いのHPを底上げする程度である。何度転職しても成長の壁があるし、引き継いだステのせいで成長期に渋滞を起こし、純正に比べて最終的なHPやMPが少なくなるようになっている。上の商人と僧侶でもレベル99時点では転職無しの純正僧侶が最もHPとMPが多く、次いで早めに商人から転職したほうは力と素早さでは20近く純正に勝ったものの、HPで20、MPで50以上負けてしまった。
ちなみにレベル50まで育てたキッド爺のHP228でニコライが240。商人から転職した僧侶のHPが252、素早さの開きはほぼそのままで、力も高くはあったが、この時点では進行的にも有用度でも、目糞鼻糞を笑うといった有様。
ルビーバグでレベル99の商人から僧侶にしてレベル99にした場合は、HPとMPが253と236で目も当てられない。一つの道を究めたなら横道に逸れないほうが良く、そのための体力も残っていない。また何度も転職を繰り返してる奴は、最初こそ使えても生え抜きよりは伸び悩むと、バブリーな時代にそうでない職業だったためか、結構厳しい仕様となっている。他に比べて上限が肝要なHPとMPでも転職の度にそこだけ積み増しすることもできない。むしろやせ細って行く。職を転々とする奴なんか最後は食い詰めるんだと言わんばかりである。前職で培った体力で最初を乗り切るので、後々育たず、前職で培った賢さのせいで、MPは伸びない。老化を表しているのが、それとも余計な知恵を付けた社会人を表しているのか。転職者のデメリットの許容範囲というか、雇用期限はゾーマを倒すまでという感じ。
わざわざ賢者から商人に転職させてみたり、魔法使いと僧侶を経由したりしたが、手元に残ったMPはたった146でHPも300に届かない。なお賢者はどっちも楽々突破した。せめて商人だけ転職のデメリットが緩和されるとか無かったのか。もしもまたリメイクするなら盗賊とまとめちゃって、MPも育つようにしてくれないかな。転職のデメリットが成長の壁にぶつかり易く、成長期の伸びを損ない、賢さのせいでMPが伸びないという点は、大人しくアイテム増殖技を使って種を増やし、体力と賢さを0にしてからやると、損をせずに済むんじゃないかな。ずるいって? そうだね……。
・アイテム
ゲーム中でちょくちょくお世話になった装備やアイテムの数々。増殖して食べる種とかは割愛する。
・どうのつるぎ
100円でなんと攻撃力を12も上げてくれるコスパ最優剣。勇者と商人と戦士の間を渡り歩いた名刀。カンダタ軍団一戦目を終えるまではこれでいい。二戦目は鉄の斧と槍とこれで敵を殴り倒せる。値段と性能を見比べて、だいたい二番目の新商品に買い替えて、やりくりしていくのが、懐に優しい冒険者生活である。割りと真面目に頼れる。
・てつかぶと
アッサラームのぼったくり店で手に入る高性能頭装備。次のてっかめんまで長い付き合いになる。
・てつのオノ
なんとはがねのつるぎよりも強い! でもなんでオノがカタカナ? 上の世界だと首狩り族スタイルが正しいのかも知れない。まともな剣の見た目をした武器って、上の世界だとこの先ゾンビキラーしかないし。
・みかがみのたて
商人は装備できない。
・みずのはごろも
魔法使いにのみ許された光の鎧的な防具。HPこそ低いが素早さとこれと防御キャンセルのおかげで魔法使いはだいぶ頑丈。商人でもないのに不思議な帽子と隼の剣を両方装備できる賢者が、バグでアイテム変換を行う物があるとしたら、たぶんこれ。
・みかわしのふく
アッサラームでルビーバグを行うと三番目の奴の胴装備がだいたいこれになっている。マヌーサが効いた相手だと、それこそ物理攻撃を貰うのは事故の領域だが、事故というものは稀に良く有るから困る。バラモスにマホトーンを使うと物理と炎しかやらなくなるため、場合によっては相当楽だが、逆に炎を連発されると危険。まあ僧侶にフバーハとベホマラーがあれば、それもそこまで脅威ではないのだが。
・いなづまのつえ
商人も使えるベギラマ装置。だいたいの敵が耐性を持ってる。いまいちダメージが奮わないなどFFのロッドとはえらい違いだ。FF3のトールハンマーは使うとサンダラの効果がある。ファミコン版は装備の効果は、そのアイテムを装備できるジョブしか使えないという仕様がネックである。
・はやぶさのけん
上で散々漢字を使っているがここの表記だけはひらがなを使う。勇者と商人と賢者が使えて、闇ゾーマ戦ではメインのダメージソースであり、会心の一撃を出すために試行回数を増やせるという、唯一無二の長所がある。同じ奴を二回殴ってもいいし、魔法使いの全体と組み合わせてもいい。バフの恩恵は少ないがデバフの恩恵は多い。人間の知恵は他人の足を引っ張ることにあり、拙速は巧遅に勝る。ただし味方のAIはあまり賢くないので、だいまじん二体相手に散らして殴る、バシルーラ失敗、戦士が動く前に四回殴られてニコライが死ぬなどの事故が起きるので、過信は禁物。
・しあわせのくつ
スーの村横ではぐれメタル狩りに勤しんでいた際に拾った。これにより一歩レベルアップの裏技が解禁された。商人のレベル28到達が勇者より経験値にして27000も少なくて済むので、その時点で先頭に死体を置いてトヘロスを使えば、三人で16000の経験値を入手できるのである。皆で戦えば安全だが、皆で戦うとレベルがまるで上がらないのが、このゲームの辛い所。パーティにまとまった経験値を入れられる状況は限られているので、酷いとはいえ有効な手段なのだ。まあレベリングの順番的に最初に死体を使われるのは勇者様なんですけどね。なおレベル28が先頭でトヘロスや聖水を使ってから、銀の竪琴を使っても、はぐれメタルだけやって来るなんてことはない。残念。
ちなみに一歩レベルアップを使うと次のレベルまでの経験値がおかしくなって戦闘でのレベルアップがほぼ不可能になる。だがルビーバグでのレベル99は受け付けたりする。
・ふしぎなぼうし
転職のことを調べる際にルビーバグをしていたら、商人のターバンがきんのかんむりになって最後はこれになった。ふしぎなこともあるものだ。このゲームは確率が仕事をしないというか、敵がアイテムをドロップするのに、確率以外の条件が細々とあるので、確率以外の諸条件がクリアされがちな単体出現は、意外とアイテムを落とす。
まあ256分の1みたいなのは流石に出ないから限度はあるが。
・おうじゃのけん
アッサラームでぱふぱふするとぬののふくから出て来る奴。力255でゾーマを殴ると100ダメ以上を結構な割合で出す。のだがこのゲームはダメージの振れ幅が酷く、最後の方は87~132みたいなことを頻繁にやらかす。この下振れが非常に煩わしい。
・どくばり
スズメバチがひしめくカザーブの道具屋からくすねた神器、キッド爺の切り札。メタル借りはそうだが、最初に出番が来るのは恐らく爆弾岩狩りである。右に行った突き当りの所、川沿いの下辺りにエンカウント設定を間違えた部分がある。この辺は動画や攻略サイトを検索してもらうとして、遭遇する敵の中に爆弾岩だけのグループがある。これを唯々どくばりで処理していくのだ。四人だとしょっぱい経験値でも、この時点だと結構な稼ぎになる。聖水二本を水筒に詰めて遠足だ! 十中八九余計なものに出くわして死ぬけど!
たぶんドラクエ3で最初のハイリスクハイリターンだと思う。
・ほしふるうでわ
盗掘品。いつまで経っても柔らかい勇者の救世主。後半はサポート枠に譲るけど。素早さ2倍は実際スゴイ。アイテム増殖で増やしてもいいが、一つで十分ですよとも言える。
・どくがのこなと、ゆうわくのけん
メタルスライムやオトモたちに振りかけられる麻薬。地下世界でもそれは変わらず、リムルダールで三匹出ようものなら、これ幸いと振りかけられる。とはいえレベリングがしたいならゾーマを倒してから、勇者を外して普通に狩りをすればいいだけなので、果たして何のために力を欲しているのか、分からなくなりそうだ。
・まじんのオノ
やっぱりオノだけカタカナ。ミミックが256分の1で落とす他、バラモス城にもある有能な装備。別に呪われてない。呪われた剣が量産されて店売りされてる地下世界がおかしいんだけど。武闘家以外は一律で会心の一撃の確立が64分の1の世界で、8分の1まで引き上げる有能。ミスもするけど。勇者一人旅の際にうっかり間違えて開けたミミックが落とした。余談だが不幸の兜や地獄の鎧といった呪われた防具は、他に比べて高性能だが、その数値は他の皆と比べて少ない、戦士の素早さの分だったりする。
・やくそう
思ったより回復するし、思ったより使い道がある。僧侶を連れてくのが億劫なら空いたスペースに草を詰めておくべき。
・おうごんのつめ
あると何かと便利な誘蛾灯。レベル上げ作業のおとも。有ると無いとで作業効率が段違いなので、出来れば入手しておこう。
レベル上げ
お金は最終的に解決するけど、裏技でも使わないとずっと付き纏うのが経験値の悩み。吟味なんかしなくても、パーティが育たない、辛い。とダレてくる。そういう時期にガルナの塔やスー横、リムルダールがある訳だが、備忘録みたいな感じで、レベル上げの推移を記録しておこうと思う。
スタートからロマリアまで
最初こそ勇者が一人でレベルを上げたほうがいい。ホイミ覚えたらカエルを狙う。四匹で経験値が44、しかも弱くてよく薬草を落とす。ギラを覚えたらレーベの右下でバブルスライムや夜のアルミラージを狙う。ロマリア付近は毒持ちかつワンパンで倒せないのが多いため、こっちのほうが楽。まだ敵の魔法使いのメラ4連打が命取りになる頃。
爆弾岩狩りへ
カザーブをルーラにブクマしたら、ルイーダの酒場で商人、戦士、魔法使いを用意する。マンツーマンで3,4レベルを上げたらいざ遠足。前述の爆弾岩解体ツアーに出発。新人たちのレベルがまた3つくらい上がったら、カンダタ戦に向かい、ついでにノアニールとその先の洞窟も探索。ルビーは返さない。
アッサラームからイシスへ
この辺では勇者の装備を整えるだけで、狩りをする訳ではない。まほうのかぎと、おうごんのつめを入手。
バハラタからダーマへ
だいたいみんなやると思うけど、ムオルまで頑張って遠征して、どくがの粉を買い込む。ガルナの塔でメタル狩りである。ここまで貯めた金が溶ける溶ける。地味にスライムつむりはデスエンカ。スカイドラゴンはニフラムが必ず効くことは覚えておこう。
海に出る
一旦放置しておいたカンダタ軍団(二戦目)を消化しに行く。グプタ夫婦救助、こしょう貰ってポルトガへ。船を貰ってブクマを増やす。テドンに寄って闇のランプと、途中色々やってさいごのガキを入手すること。
サマンオサからネクロゴンドまで
再び勇者一人にしてライデインを覚えるまで育てる。その後レベルを28になるまで育てる。
スー横ではぐれ狩り
上述のようにレベルが28になったら勇者を一度始末し、皆で聖水を持ってはぐれメタルを狩る。ここで僧侶を作成、同行させる。人数の都合上商人と戦士は途中で入れ替える。魔法使いがレベル30くらいになったら、死体役を勇者から商人に入れ替える。
再び勇者を育てイオラ習得、一人に戻してアッサラームで夜のイカ釣りを始める。ギガデインを覚えたら上の世界でのレベル上げは終了である。
オーブ集めとバラモス討伐。そして地下世界へ
この辺はもう流れで特に言うことは無い。強いて言うのならデスエンカのエビルマージにはニフラム連打してお祈りする。後でポルトガに寄ってゆうわくのけんを貰うくらい。
地下世界ブクマ紀行
何故か平面であり船で一周して反対側から出られないので、地道に街から街へと歩くしかない。スライムベスのレベルが63で確定逃走が73レベルと、ゾーマの城より逃げられないので、非常に面倒くさい。
終の棲家リムルダール
勇者様一人で気が済むまでレベルを上げましょう。ギガデインでだいたい一掃できます。だいまじんは避けましょう。味方のレベルも41くらいまで上げましょう。
ゾーマ戦。そして伝説へ
弱い! 明らかにバラモスより弱い!
ガードキャンセル無しで2ターン4連続全体攻撃は御無体かもしれないが、それだってリソースが尽きるほどではないし、そこまで事故が起きない。光の玉を使えば呪文の抵抗率はクソ雑魚ナメクジだし、闇でも一ターン目にバイキルトとルカニかけられるし、相対的に味方が強くなり過ぎている!
勇者ソロでも行けたし大魔王恐るるに足らず!
のでクリアしました。お疲れ様でした。
・終わりに
久しぶりに遊んでみたら、存外楽しめた。何とも言えない丁度良さ。ほどほどってこんな感じなのかもしれない。リメイク版だとバラモス一人で倒すと王様がバスタードソードなるものをくれるらしいが、他の国の王様からもプレゼントがあって、王様シリーズみたいな装備があれば良いのに。
それと罵倒のバリエーションが豊富。全滅したとき王様たちの言葉に、違いがあるのは知ってたけど、まさか転職のときに面と向かって馬鹿とか戯けとか愚か者とか言われるとは思わなかった。勇者の場合、レベルが20未満、同じ職業、死亡時の計四つ。
ルイーダさんもパーティが四人いるときに仲間を加える、一人のときに仲間と別れるを選ぶとちくちく言葉を放ってくる。笑えることは笑えるが結構酷い。
またバラモス倒すとアリアハンのママンが家に泊めてくれなくなるのは地味にショックだった。目の前で我が子を自慢しながら自宅で休ませてくれない。夜に家の前まで出て来て同じセリフを言うのは、見ていてちょっと辛い。
もしもリメイクが出るなら、テンポを損なわないとか、ダメージや成長の下ブレが出ないとか、そういう調整が欲しいかなあ。
今から36年も前のゲームだけど、未だにこうして遊べてちょっとほっとしている。実はカセットがもう一本あるんだけど、端子がもうまっ茶色のサビサビで、付けるとピーとか言って動かないのだ。ふーふーし過ぎたんだな。
こっちもいつまで動くかは分からないけど、また遊ぶときまで、元気でいて欲しい。
ドラクエ3はまた遊んでも楽しいし、まだ遊んでも楽しかったです。
ファミコン版ドラゴンクエスト3 クリア記念雑感書き散らし 泉 とも @izumitomo20231231
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