腕利きの女盗賊「紅やもり」。彼女に失敗なんてない。でも後悔していることがあるとすれば?それは素敵な出会いだったかも知れません。バディ物の始まりとも思える掌編です!
・第3回「G’sこえけん」音声化短編コンテストにて大賞をいただきました。 『仕事から帰ったら美少女メイドに癒されよう ~俺の宇宙船に搭載されてるAIナビゲータ…
遠き異国の夜。人影が、細い紐を手に、高い塔の壁を、たあん、たあん、と蹴る。「あたしも焼きがまわったのかねぇ。」女は、小さくつぶやく。女は、その荷物を、背中に背負うつもりはなかったのだから…続きを読む
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