「ササくれ」というお題に、ここまで重い響きを乗せた作品があったでしょうか。パンダの行末、どこへ向かうのか……。
一行目で膝から崩れ落ちました。……そうきたかァ~!!全体的に乾いた雰囲気の文体に、一気に潤いを与える存在。だからこそ一行目が生きてくる。脱帽です。