敵魔法生命体殲滅部隊・通称｜EMOA(Enemy Magic Organism Annihilation)とは、人間の敵勢力であった、魔王軍を討伐する為に作られた部隊。

この部隊は10年前の魔法大戦真っ只中に、オリビアをリーダーに、魔王軍を討伐する為に集められた、20代前後の若者を軸に結成された部隊である。

EMOAは魔法大戦の中盤に実践投入され、その実力を両陣営に示してきた。

それまでは劣勢だった人間側もEMOAが来てから、多数の拠点を取り返し、人間の領地と魔王の領地の境目まで押し返し、そのまま魔王の領地を半分制圧された。

そして、王都が集めた、5人の勇者パーティーを援護し、魔王討伐に大いに貢献したとして、王様から様々な勲章がEMOAの隊員全員に授与された。

アルテンさんはその中でも上位の成績を残し、低ランクの魔物3947体、高ランクの魔物73体、魔王四天王の1人である、ダークネスバインドを倒した。

(ある森の賢者調べ）

今は魔王討伐と共に解体された部隊だが、もし人間の敵が現れた際には、再び集結してそれを殲滅すると、隊員全員がEOMAのシンボルである、ドクロのマークに誓ったそうだ。

なので、今も隊員達はそのシンボルを、色んな形で持っているらしい、アルテンさんはいつも被っているレザーのハンターハットに、シンボルが白の糸で刺繍されている。

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