孤高であり、何者にも阿ない

そんな彼女が、心を寄せたもの

彼女に心惹かれた者は、数多あれど
射止めた者は、存在しない……

そんな彼女の、心の内が
ほんの少し覗けるかも……✨

圧倒的スケールの彼女に、瞠目せよ────！

探検家ロカテリアが、閉ざされた坑道で探していたのは、そこで働いている少年。
死を覚悟していた彼は、短い遺書を残していた。それを見たロカテリアは……

ロカテリアとは、どんな人物なのか。
若かりし頃はどんな女性だったのか。
若き少年が見るロカテリアと、彼女の過去を知る老年の男性のお話。
二人から見るロカテリアのお話に、ロカテリアがより好きになりました。

「ロカテリア様とお呼び」

ロカテリア様にそう言われたら、ワタシは素直にそう呼びます。

何故って？

果てしなく魅力的だからに決まってます！

豪放磊落、傍若無人。
たとえ四面楚歌でも巍然屹立。
意気消沈なんてしないだろう彼女はワタシの推しです！

みんな！
ロカテリア様を推そう！


今話のロカテリア様は少年の救助に向かいます。
向かう最中も向かった後も、徹頭徹尾で魅力的ですよ！

かなりの年齢である女性探検家ロカテリア。
今回、彼女に舞い込んだ依頼は、坑道に落ちた少年の救助。
むくつけき男どもでは入れない狭い縦穴に、細身のロカテリアが挑む。

さて、少年は助かるのか？
そして少年がロカテリアから得るものは？

もちろんロカテリアだってタダで仕事をしたりはしない。
彼女が得る報酬も楽しみですね！！