否応なしに人の意識を引き付ける「痛み」から描くその心情

指にささくれができれば、そこに灯るはかすかな「痛み」。
その「痛み」をテーマにして、どこか虚ろな心理を描くさまが巧みで。
こんなアプローチもあるのだな、と思わされながら、痛みの向こうにあるものに思いを寄せてしまいます。