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『んー、なんなら私の家で預かろうか? 』
『そういえばアンナの家は日本語喋れるからな。』
そう、私が居候させてもらっているアンナの家はアンナの母が日本人なのである。
『いいアイデアじゃの。』
許可とって、
「龍扱いがひどすぎんか?まあいい。おい、叶那多よ家来るか?」
なんか頭に?マーク浮かんでるけど。どういう訊き方すればそうなんの?
『知らんわ!』
よし、紙に書いたら伝わるかも!紙に書いてあれっ?えっと“いえくる?”ってこうだっけ?日本語[Japanese]難しすぎる。
__________
いえくろ?
__________
「...?」
ひらがなはぎり読めるのだが。いや、ちゃんと読めるかも怪しい。
『おい、トワ。間違ってるぞ。』
本当に?あっ、“る” が “ろ” になってる。難しすぎる。やっぱりもう一回言ってください。お願いします。
『仕方がないのう。』
やっぱり持つべきは頼りになる
『調子の良い奴め。』
褒め言葉として受け取っておくよ。ジョシュが
『おい、アンナきたぞ。』
と言う。あっ、ごめんジョシュのこと忘れてた。
『地味にひどいな。』
『トワ、そっちはどう?』
アンナがやってきた。
『女の子保護した。』
女の子を見て
「...えっ?日本人?だけど黒茶系統じゃないし。あと猫っぽい」
なんて言ったの?
『ごめん、ごめん。日本語わからなかったよね。それにしても驚いた。この子が日本人だとしたらどうやってきたの?あそこ鎖国してなかったっけ?』
そうだった気がするけど。それは後で聞かせてもらうとして。アンナが
「えっと君の名前は?」
「叶那多です。」
「えっとかなたちゃんね?」
カナタ?うなずいている。そういえば相棒に年言われて訊くの忘れてた。
「私は杏奈、よろしくね。」
魔法使いと陰陽師 Mにゃん @miyuz0961
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