第47話
翌朝、
「起きたか?」
「
「俺に会えてそんなに嬉しいのか?」
「おう! 嬉しいぞ!」
「可愛い
「俺はどうせ甘えん坊だ。お前がそう言ったんだぞ!」
「そうだったな」
「淋しい想いをさせたな」
「うむ」
と
「これからはずっと一緒だ」
「うむ」
「嬉しいか?」
「うむ」
「
「……」
返事をしない
「もう一人にはしない」
「うむ」
「腹が減っただろう?」
と優しく聞くと、
「おう! 腹が減ったぞ!」
「具合はどうだ?」
と
「うむ。問題ない」
と
「そうか。しかし、まだ安静にしていろ。霊力が回復していない」
「ふん! 自分の身体だ。言われなくても分かっている」
と
「うむ」
「俺の目的は達成した。このあと、俺は
と
「俺は
そう言って、
「そうか。それなら、ここでお別れだな。俺は行く。また、いつか会えるだろう」
「うむ」
と
「
と淋し気に
「うむ。お前たちがどこに居ようと、また会いに行く。それまで、暫しの別れだ。悲しむことはない」
と
「おう! また会おう!」
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