カフェ


      〜カフェ到着〜


カランコロン♪

「いらっしゃいませ〜」


彼女の少し恥ずかしそうにしてた顔がふわっと明るくなった。


少しレトロな雰囲気のカフェ、彼女の好きなスイートポテトとココアがある店をチョイスした甲斐があった。


窓際の席が空いていたのでそこに座ることにした。

席を取られないように荷物をおいてから注文しに行った。


「お飲み物は何にいたしましょうか。」


「ココアのホットでお願いします。」

「ココアのアイスで」


「かしこまりました。」


「あとスイートポテトを1つとチーズケーキを1つ下さい。」


「かしこまりました。」


案の定彼女はココアとスイートポテトを頼んだ。僕はココアとチーズケーキを頼んだ。

注文を終え、待っていると、


「ねぇ、後で話したいことあるんだけどいいかな?」


と彼女が訪ねてきた。

僕はもちろん!と返し、注文したものを受け取った。


席につくと彼女が話し始めた


「あのさ、私達付き合ってるじゃん?

せっかくだから下の名前で呼び合わない?」


思いもよらぬ提案だった考えもしなかったことだった。


「もちろん!そういえば下の名前教えてなかったね、ごめん。

僕の名前は篠崎 優弥(しのざき ゆうや)

『ゆうや』って呼んで!」


「私は『きい』って呼んで欲しいかな、!」

「分かったよ、きい(恥)。」

「ありがとう。ゆうやくん(照)!」

「なんか照れるね。」


二人とも食べ終わったので、店を後にした。


やばいやばいさっき勢いで公園散歩してしまったからデートプラン崩れてしまった!

次どこ行くか考えてない‥‥どうしよう!まだ帰るには早いし‥‥


とりあえずデートスポット調べよう!

「ちょっといい?お手洗い行ってきてもいい?」

「私も行こうかな。」

「じゃあ公園ついたらお手洗い行ってさっきのベンチ集合で!」

「わかった!」


       〜公園到着〜


よし!彼女がお手洗いに行ってる隙にデートスポット調べよう! 



〔〇〇でおすすめなデートスポット特集!〕

・〇〇公園

・〇〇水族館

・〇〇ショッピングセンター

・〇〇園

・猫カフェ〇〇



うーむ、水族館はチケット必要だし、果樹園はぱっと出で行けるところじゃないし、ショッピングセンターはさっき映画見に行ったし、となると猫カフェしかないな。

幸い彼女も猫好きだ。

よし、猫カフェに行くことにしよう!


「ゆうやくんおまたせー! 待った?」

「ううん!僕も今終わった所!」

「これから猫カフェ行こうと思ってるんだけどどう?」

「いいね!行きたい!」

「じゃあ行こっか」


彼女の手を優しく握り僕らは猫カフェへと向かい出した。

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拝啓僕が好きだった君へ しそっこ @165633

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