「箱」の中に入っていたものは、誰にとっても素敵なもの。

 お話は、主人公の「僕」が寒い日に、道で「箱」を拾うところから始まります。

「箱」は小さくて、きれいな桜色をしていて、さらに赤いツルツルとしたリボンのついています。そのため「僕」は、きっと誰かにあげるための贈り物だろうと思うのです。

 そこで、彼は「箱」を交番へ届けます。すると箱を無くした人が数人登場するのですが、中々持ち主は現れなくて……?

 今の時期にぴったりの、爽やかな読後感を味わえる内容になっています。
 気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。