『クレア・オーディエンス』
天狗倒し
カーーーーン・・・カーーーーン・・・カーーーーン・・・・・・
ミシミシミシ・・・パキパキパキ、バリバリバリバリ!・・・ドオォォォォォン!!!
≪たーおれーるぞーーーーー≫
カーーーーン・・・カーーーーン・・・カーーーーン・・・・・・
ミシミシミシ・・・パキパキパキ、バリバリバリバリ!・・・ドオォォォォォン!!!
カーーーーン・・・カーーーーン・・・カーーーーン・・・・・・
ミシミシミシ・・・パキパキパキ、バリバリバリバリ!・・・ドオォォォォォン!!!
・・・・・・
「ねえ、おかあさん・・・リスさんのおうち、無くなっちゃわない?」
《ふふ、心配無用ですよ。これは『天狗倒し』と申す、天の
「へぇ~、おそらにお犬さんがいるんだ!見にいってもいい?」
《それはおよしに。仮に天狗の仕業だったとしても、其処に行けど私たちには何も見えはせぬ。別に『空木返し』と云う、狐や狸とう畜生の仕業だったり『杖突き』という輩妖怪の場合、一緒に連れていかれ危険極まりないのです》
「ふ~ん、そうなんだ」
《それに、
「そっか。うん、そうだね。分かった。ありがとう」
《・・・それでは、時間のようです。また、来年に・・・・・・》
「・・・うん」
天井に向けて
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