フジ「結局……なにがあった⁉︎」ヤスダ「わけがわからないまま世界が勝手に進んでいくよ」カモ「しかもアレってなに? 主人公、なんのこっちゃって困ってる」フジ「こういう夢、ありそう。あるよね?」ヤスダ「でも、この作品のすごいところは、わからないのに気になって読み進めてしまうところです」カモ「わからないから、先が気になる!」フジ「緊迫してんだけど、ごもっともなツッコミで笑いを誘う。このバランスいいですね」ヤスダ「出会ってしまったばかりにあんな目に遭うなんて。なんと不憫な」
箱なんですよ。届いたのは。箱。どおって事のなさそうな、無害そうな箱。 ああ、それなのに!何でこんなことになったのか。何がどうして、こうなったのか。 読者の疑問を振り落としつつスリリングにお話しが進んでいくのです。が、そこがまたいい!