主人公は、過酷な労働を強いられる職場です。すり減る、心。それが、どこへ向かうのか。最後の終わり方、象徴的に扱われる「箱」の表現が好きです。
心の箱に、全てを詰め込むことはできない。嫌なものを詰め込みすぎたら、好きなことはできなくなる。ぎゅうぎゅうになってしまえば、窒息してしまうだろう。だから、思い切って手放してみよう。そこに、あなたの好きなものを詰め込めばいい。