Pilot TIMELINE

博雅

文房具探訪記 ~ パイロット タイムラインのレビュー

今更と言われるかもしれませんが、憧れのマーブル柄がついた二段階機構のボールペン、パイロットさんより発売されている『TIMELINE エターナル』が届いたので、レビューします。


・梱包

3千円とは思えない簡素な梱包でした。商品がダイレクトに入っている円柱のケースが、白い箱に入っているだけ。ボールペンは袋入りなどは無く、むき出しでした。白い箱の蓋部分が浮いていたので、一抹の不安が頭をよぎりましたが、杞憂でした。この白い円柱ケースは豪華です。硬質のプラ(ABS? PVC?)が使われているのでしょう。ペン立てとして使うこともできます。


・ほんとに新品なの?

ボールペンを回転させ、口金とペン先を出すと、ペンの先に未使用を象徴する「ぽっち」が付いてしました。わざわざリフィルだけ交換した返送品ではないようなので、一安心。


・ぬるぬるとした動き

ペンを少し回転させると、まず口金が現れ、また回転させるとペン先が現れます。

ボールペンにこういう機能は果たして必要なのでしょうか。確かに、ビジネススーツやシャツのポケットに、あやまってペン先を出したまま保管→色移り、のコンボはひどいですからね。いずれにせよ、これを企画した方は良い意味でです(誉め言葉ですよ!)。素晴らしいアクションと回転フィーリングです。「ツイスト」させると、「口金」そしてペンの「先」が「出て」きます。フロイト先生ならば、(以下略)


・書き心地

回転機構を備えことにより口金部分にはガタが生じており、独特の癖がありますが、ガチャガチャと音をたてたりしないし、実際の筆記においてガタがあるとも実感できず、書きにくいとは思いませんでした。某チューブの方のレビューにあったとおり、A4一枚くらい書くと慣れる、そんな感じです。一緒に育つ感覚がありますね。これからもっと仲良くなれることを信じ、ずっと大切に使い続けたくなるアイテム。それが TIMELINE ETERNAL (『永劫』)  です。


・マーブル柄であること

世界に一つだけのオリジナルです。使い込めばさらに僕のオリジナルになるでしょう。マーブル柄や木材のペンをぼくが好むのは、それが大きな理由のひとつです。


・お値段

いつもお世話になっているamazonさんで3千円程度で贖ってきました。文具店さんごめんなさい。(´;ω;`) 浮いたお金でリフィルも買いました。


ぼくはずんだもんなのだ。すぐ手に入るとはいえ定価で買えるほど財力は無限大ではないのだ。世知辛いのだ。のだ。のだ。のだ…(フェードアウト)。


・まとめっ!

ミドルクラスのプライシングとはいえ、これは素敵なペンです。ペン先を繰り出すだけで、いえ、軸部分のマットな質感と、マーブル部分のアクセントを眺めるだけでニヤニヤできるし、動かしても、書いても楽しい。これは良い買い物をしました。


ちょっと良いペンが欲しい。変わったペンが欲しい。そんな方におすすめできます。

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Pilot TIMELINE 博雅 @Hiromasa83

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