ベッドの下に隠したエチチな本がお母さんに見つかった息子の話
魔女っ子★ゆきちゃん
ベッドの下に隠したエチチな本がお母さんに見つかった息子の話
ボクには三分以内にやらなければならないことがあった。
1 異変
「じゃあ、ボク着替えてくるよ!」
そう言って二階へと駆け上がる。
着替え終えて、制服をハンガーへ掛けたところで、ふと違和感を感じた。
ベッドの敷布団がわずかながらにめくれて
るように感じたのだ。
「ま、まさか……」
ドッドッドッ。
心臓が早鐘のように激しく打ちだす。
2 今日に限って
恐る恐る敷布団をめくってみる。
やっぱりか★ 恐れていたことが起こってしまった★
隠していたエ○チな漫画の位置がずれている。
いつもであればエ○チな本などは、起きたら別の場所に移動させている。
ベッドの下は定番で、母親などに見つかりやすいらしいので、隠すには適切ではないのだそうだ。
しかし、今日は寝過ごしてしまい、遅刻しそうであった。
『1日くらいなら見つからないよね?』
希望的観測も含めて、ボクはベッド下のエ○チな本をそのままに家を出た。
3 問い詰められるのかな?
思い返してみると、さっきのお母さん、いつもより高揚していたようにも思う。
エ○チな本を見つけて、どう注意しようかと考えている最中に、ボクが帰ってきたので、取り敢えず、エッチな本はベッド下に置いたまま、降りてきたのではないか?
お母さんのことだ。きっと、ヒステリックに怒られるということはないだろう。
むしろ、
「あなたもそういう年頃になったのね〜♪」
なんて、穏やかな表情で感慨深げに言われそうな気もする。
4 オ○ペットは母と担任とクラスのあの子
○ナペットなる言葉を知ったのは、小学生の頃だった。
ちんちんいじってたら、急に何かが来て、ボクは我慢出来ずにお漏らししてしまった。
でもそれは、おしっこじゃなくて、何やら白くてべたべたした変な液体だった。
なんだ、これは!
こんなの聞いたことない。ボクは何か重大な病気なのではないだろうか?
怖くなって後日、お父さんのパソコンで色々調べた。そのときに知った言葉だった。
おちんちんをいじっていて、出てきた白くてねばねばした液体は『精液』、おちんちんをいじって気持ち良くなることを『オ○ニー』というらしい。
で、オ○ペットとは、オ○ニーのときに思い浮かべたりする異性のことみたいだ。
そう、オ○ニーというのは、ただおちんちんをいじるんじゃなくて、好きな異性の裸とかを思い浮かべながらすると、気持ち良いのだとか。
今のボクのオ○ペットは3人。お母さんと担任の先生と、クラスのあの子だ。
お母さんは初めてのオ○ペットでもある。
ボクは小学四年生の途中まで、お母さんと一緒にお風呂に入っていた。
裸を思い浮かべるというときに、真っ先に思い浮かぶのはお母さんしかいなかったのだ。
それに……。お母さんは、まだ若くて綺麗だし、大好きだったから。
5 好きなシチュエーションナンバーワン
一番好きなシチュエーションは、お母さんと一緒にお風呂に入ってると、ボクのおちんちんがむくむくしてきて、それを見たお母さんが手でしてくれる、というもの。
なお、担任の先生とは教室で、クラスのあの子とは色々な場所で、するのを想像している。
6 ぐずぐずしてるとヤバいかも。3分以内に降りて行かなきゃ
なんて、そんなこと思い出している場合じゃない!
ボクが降りて行くのが遅かったら、お母さんに"エッチな本が見つかったのを気付いた"のがバレちゃう★
ひょっとしたら、お母さんは見て見ぬふりをしてくれるのかもしれないし、出来れば気付いていない風を装いたい。
しかし、新たな問題が発生した。ボクのおちんちんが大きくなってしまっていた。
7 このままで行くしかない
大きくなったおちんちんを小さくする方法は二つ。
一つは精液を出すこと。もう一つは、おしっこをすることだ。
精液を出す方は時間的に無理だ。では、おしっこは?
これも無理だろう。何故なら、おちんちんが完全に大きくなっているときは、おしっこが出ないようになっているのだ。
これは、そういう仕組みなのだから、仕方がない。
今のボクは喩えるなら、"全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ"級におちんちんがいきり立っているのだ
となれば、このままで行くしかない。
おちんちんが大きくなっているのがバレないように振る舞うしかない。
8 お母さんの前で
股間部分の膨らみが、お母さんの目に触れないよう、注意を払いつつ席に着く。
と、そこには二人分のおやつが用意されていた。
えっ? どゆこと?
「お母さんもお腹空いちゃった。一緒におやつ食べるの久しぶりね♪」
えええええっ!
今日に限って、一緒に?
しかも、今日のおやつはカルピチュにフランクフルトーっ?
ボクは最近、カルピチュが苦手になっていた。味が嫌いになったのではない。
えーと、なんて言うか、そのー、見た目がアレに、せ、せー液に似てるから★
しかもフランクフルトって、今のボクには、大きくなったおちんちんが連想されてしまうよおーっ!
大慌てで、フランクフルトにかじりつき、恵方巻きよろしく、一言も発さないまま、食べきってしまった。
「あらあら、よっぽどお腹空いてたのね♪ じゃあ、お母さんも」
お母さんの口が大きく開いたかと思うと、フランクフルトの先端を口に含んだ。
ボクの中で何かが目覚めそうだった。
お母さんは、フランクフルトを一口かじると、口をもぐもぐさせていた。何やら艶っぽい。
「んっ!」
と、喉にフランクフルトを詰まらせたのか、お母さんが慌てて、カルピチュの入ったグラスに口をつける。
慌てていたためか、口の端からカルピチュが一筋の糸を引いた。
「うっ!」
ボクの中で何かが弾けた。ついでに、ボクのパンツの中でもナニが弾けた★
ボクは急いで、カルピチュを飲み干すと、
「ボク、汗かいてるから、お風呂入ってくる」
と言って、逃げだした。
9 お風呂でパンツを洗うのが日課
とんでもない妄想をしてしまった。
お母さんがボクのをくわえ、ボクが出すと、お母さんの口の端から……★
精液がついたパンツを洗いながら、ボクの股間では、荒れ狂うバッファローが鎮座していた。
オ○ニーは気持ち良いけれど、パンツを精液
毎朝、シャワーを浴びなきゃならないから、早起きしなくちゃいけないし。
その点、お風呂場は、精液をそのまま洗い流せるから良いよね♡
なお、ボクが"精液はティッシュに出せばパンツを汚さずに済む"と気付いたのは数ヶ月後のことであった。
おしまい
ベッドの下に隠したエチチな本がお母さんに見つかった息子の話 魔女っ子★ゆきちゃん @majokkoyukichan
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