#04
「うおぉ、里緒奈ちゃん大きくなったねぇ」
「あ、陸斗のお母さんか!ずいぶんとお綺麗になってわかりませんでしたよ!」
「陸斗が里緒奈ちゃんに話したいって言うから私も理子さんにも会いたくなっちゃってねぇ」
「あ、お母さん今在宅勤務中なんで家はいります??」
「いいの~?ずいぶん成長したわねぇ里緒奈ちゃんも。おじゃまします!」
「ほら陸斗もおいで~」
「おじゃまします」
「どうぞ~!ママ~!陸斗のお母様きたよ~!!」
そう
なぜか陸斗と陸斗のお母様が来た
えなぜ?!
え衝撃
えこわ
平常心、平常心っと
「とりあえず、リビングでいいですかね?」
「いいのぉ?ごめんねぇ」
「いいえ全然!」
「いやぁ久しぶりに陸斗と遊んだ気がしてすごい懐かしく感じましたよ笑」
「陸斗も里緒奈ちゃんと遊んでて楽しかった~!って言いながら帰ってきて、」
「えぇほんとですか?!陸斗成長したね」
「、、//」
「かわいぃぃ」
そんな他愛もない会話をしていたところに
うちの母親が来た
「あぁ~!!理子さん!相変わらずお綺麗ねぇ」
「久しぶりねぇ!陸斗くんも成長したわねぇ」
「お久しぶりです、笑」
「陸斗、うちの部屋来るか!」
「、、いく」
「いってらっしゃい!」
「いってらっしゃい~!あとでジュース持っていくわねぇ!」
「はーい」
「どうぞ~適当に座って!」
「わかった」
「何する?うちに来たはものの笑」
「え、写真あるじゃん」
「まあ一応写真は飾ってるよ?笑」
「なつかし、動物作ってたな。」
「あーそうそう!うちと陸斗一緒やったなぁ。懐かしぃわ」
「ねぇ、すず、」
「里緒奈でいいじゃん笑」
「里緒奈は俺と喋ったことあるの友達にいってるの?」
「言ってないよ〜!」
「言ってないんだ、」
「え、言っといた方がよかった?」
「え、別に…」
「ふふっ、」
「なんで笑うんだよ!」
「いいじゃん!笑笑」
「はいはーいお待たせ~!」
「あざす!」
「はい、陸斗くんはこっち、里緒奈はこっちね」
「はーい」
「今なにしてたの?」
「勉強会!」
「里緒奈頭いいみたいで教わってます笑」
「あら、2人とも同じクラスなったことないの?」
「今日初めてちゃんと喋った」
「あらまぁ、そうなのねぇ。今日泊まっていきなね!」
「え、いいんですか?」
「もちろんよぉ」
「急やな」
「お母さんにも言ってあるからねぇ!ゆっくりしていってねぇ」
「はい!ありがとうございます!」
「あーいじゃあさっさと戻って」
「わかってるわよぉ」
「ありがとうございました!」
「はいよぉ、楽しんでなぁ」
「はい、!」
母親が自室から出た
やっと邪魔が消えたぁ、
あ、邪魔ってそういう意味じゃないよ?!!?
心配しないで!!
2人きりになれるって意味だからね?
ね?
ね!!?
「__おな!りおな!」
「、うぉ!びっくりした笑」
「どうした?」
「あ、ぁなんでもないよ...笑笑」
「絶対悩み持ってる」
「いやお泊まりなんて久しぶりやなぁって」
「あそう?悩みあるんやったら絶対言うんだよ」
「うん、笑笑」
久しぶりに喋ったけど頼もしい幼馴染ってことがわかりました
嬉しいかぎりでございます
「んじゃぁおやすみ~」
「おやすみ」
まあ別にさ?
別にいいんだけど
心臓の音が止まらないんだけど、!!
あ、ちがう
心臓の音のスピードが早くなってってるんだけど!!
「りおな、ぁすきだよぉ、」
「え、(小声)」
「スーッ」
「なーんだ寝てるのか」
まじで心臓に悪い
寝れないって!
でも、陸斗もかっこよくなったな
いいな、成長してる
ギュ
「、、!」
「りおな、ぁすき」
「びっくりした~、」
「ほんきだよぉ(小声)」
「そういえば、小さい時にもそんなことを言われていたような...?」
____________________________
そうそれは時代を遡って幼稚園の頃
2人は砂場遊びをしていた時だった
「りおな、ぁすき」
「そぉなの?」
「ほんきだよぉ」
「ん~じゃぁおおきくなったらけっこんしょ!りぉなもすき!」
「やくそくだよぉ!」
「やくそくねぇ!」
「里緒奈ちゃ~ん!陸斗くん~!お時間だよ~!手洗って教室戻っておいで!!」
「はぁーい!」
「せんせぇいまいく!!」
_____________________________
「ここまでしか覚えてないな、笑笑」
「ふふふ、」
「ねよっと」
「あらまぁ、2人ともいいわねぇ、母も嬉しいわぁ、2人が再会できて」
絆 すそ @sonori
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