第4話 配信 それと……

 本当は3話で終わらせるつもりでしたが、配信を観ましたので急遽追記させていただきます。


 公演中止になった方々にもらえた配信視聴券。本来なら5000円ほどで見ることが出来るのが、なんと無料!!

 まぁ、見れなかった人からすると、それでも納得はいかないかもしれませんが……。


 そこで私は初めてWキャストのもう一方、松下優也さんの方の演技も見ることができました。


 松下さんもかなり良く、どちらのキャストでも見ごたえ充分でした!!

 ここからは個人の感想になりますが、松下さんともう一方の有澤さん、それぞれ良かったところを対比していきたいと思います。



 幼少時:松下――バカっぽい。ものすごくバカっぽいジョナサンで原作の貴族としての作法が出来ないジョナサンにフューチャーした演技でした。かなり原作に寄せたジョナサンで良かったです。


     有澤――オーバーリアクションだが気品があり貴族らしい。エリナさんを助けた当初のジョナサンのような貴族を目指す者。だが知識が足りないという感じで、終盤のジョナサンの片りんが見える演技でした。



歌:松下――声質が低音。活舌が良い。歌の歌詞が何を言っているのかすごく聞き取りやすく、ジョジョ初心者は間違いなく松下さんの方を見た方がいいです!


  有澤――声質が高音。ハモリが上手い。有澤さんは高音まで出るのでエリナさんとの歌パートがヤバいです。何度か歌で泣きそうになりました。その後の展開まで知ってから見ると尚感動するので、ジョジョ既読者は有澤さんを見るべきです!!


 青年時:松下――確かな意志を秘めており、確実に前に進んでみせるという原作のジョナサンのような力強さ! 幼少期のバカっぽいのどこいった!? と驚くほどの変わりっぷり。ジョジョ立ちをチョイチョイ入れて来るのも良き。


     有澤――悲しみを背負い、それでも立ち向かう覚悟が垣間見え、今回の舞台での改変点である、ライバル、ディオとの対比が効いていました。どれだけ苦境でもお互い乗り越えていく様はまさにジョナサン!!


バトル:松下――原作ジョナサンの立ち振る舞い!! バトル描写は分かりやすく、さらに先述の声の聞き取りやすさがある為、ディオとのバトルは迫力も満点! 


    有澤――2.5次元出身だけあり、バトルの見せ方が分かっている! 指先まで全てで演技しており、殴られたときなど、どこが痛いのか言葉にしなくても伝わってくるようでした。魂を削って戦っている様がジョナサンというキャラを良く表していました。


総評:原作に近いジョジョを見たいなら松下さん。ミュージカルとしてのジョジョを観たいなら有澤さんが良いかと思います。

あとは歌はディオとの歌を重視するなら松下さん。エリナさんとの歌なら有澤さん。

バトルは殴るときは松下さん。殴られるときは有澤さんが良かったです。

正直一長一短という感じで甲乙つけがたいですね。

 


 さて、なぜ、ここであえてわざわざお二人を比べる評をしたかと言いますと、実はっ!!

 ジョジョミュ、ブルーレイが発売決定しました!!

 もちろん私はすでに予約済み! 購入すると決めたならそのときすでに行動は終わっているんだぜ!

 今回のブルーレイですが、バージョンが松下さんと有澤さんで分かれていまして。私は両方付いた豪華版を購入しますが、どちらかだけにしようかな? と考えている方の一助になればと思い筆をとりました。

 どちらかだけでの購入でも損はないと言い切れますし、両方見比べるのも楽しいと思います!!

 音源が欲しいと常々思っていたのでブルーレイ化は嬉しいです!!

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色をつけてくれないとなぁ、と思ったジョジョミュージカルだったけど、即落ちした件 タカナシ @takanashi30

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