交通事故で命を落とした主人公。
転生の女神に謎スキル「右手から無限にバッファローが出せる」を与えられて異世界へ。
貴族の令息、エリクとして転生するものの、スキルを得た代償として体が弱く、苦労は絶えません。
やがて追放同然に、開拓地へと派遣されることに。彼の道を拓いたのは、自身すら忘れていた、あのスキルで……
三万文字弱で追体験する、エリクの一生。確かな友情と家族愛を感じられます。
時が経ち、消えかけていた前世の記憶を手繰るシーンは必見!
出会いと別れ、破壊と再生を繰り返し、第二の人生を生き抜いたエリクの、最後の選択は――
胸が熱くなりました。とても素敵な読書体験をありがとうございました!