うれし涙っていうのは、ひとりでは流せないんだなあ。

その能力から、クソスキルじゃねーか!とか、ネタか?と思わせますが、とんでもなく「ドラマ」です。

読みやすい文体で、ラストまで一気に読んでも、そんなに時間は掛かりません。

「友情」「家族愛」などが好きな方には、特にオススメです!
主人公の心の成長や価値観の変化、人生そのものを楽しめる作品だと思います。

長編として長く楽しみたかった部分もありましたが、そこは「2時間映画」のように、バッサリカットしたのだなーと割り切って読むことができました。

もっと沢山の人に読まれて、もっと評価されるべき作品だと思います。