一〇〇話 クソ老害排除。やっと再開
なのに、火はとうに消えているのに
そのふたつの情報と自身が
うわあ、
私は
「
「よし、奮発してこってりいこう」
月の要望に応える私の声も笑っている。
それに久しく見ていなかった月の炎の本来
ここ、
他に使用
その爺はまだうるせえ。火傷一個も負っていないんだから騒ぐ必要あるかあ? 本当になんというかまあ、お偉いさんの自己保護欲求みたいなそれはマジ大袈裟だこった。
「誰ぞ、連れだしてくれ。終わらん」
「え、や、しかし、陛下っ」
「先んじて
先に失礼ぶっこいたのは向こうの方。それもあやかしがいると認識しておきながらあやかしを穢れ呼ばわりした。んなもん、月じゃなくても許さない。むしろ優しい方だ。
月の対処はぬるい。ぬるすぎるくらい。他のあやかしたちだったら今頃あの官吏の命はなくなっていたのは想像に易い。それこそ
命があるのだ。恐怖を味わっても命があるんだからそれで
どうせ、老い先短いんだ。そんな
で、結局は陛下に意見しようとした官吏が騒ぐ
「式を使う隊の距離は?」
「は。非常に密となっていて連携することを大前提としているようであるとのこと」
「そうか。では、
「これに」
やはり最重要視されるのは式、あやかしの力を行使する部隊のようだ。
せっかく大火力を
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