応援コメント

六三話 大きく工期が伸びたが完成したようで」への応援コメント


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    やっぱり平民上がりの静ならではの振る舞い、仕事として静の引っ越しで荷運びした宦官達に慰労の意味で冷茶を差し出す心遣い。また、月もさも普段通りに宦官達に冷茶を配るとは。
    それをまた、多忙で引越しに顔を出せないと断りを入れた皇太子が静の引越し先に顔を出し、静のもてなしに戸惑う宦官達の冷茶を掠め取りお飲みになるとは。
    滑稽ではあるが、実の所、何とも言いがた。
    后妃教育の勉強中の静ではあるが、位階による身分制度である以上、后妃が侍女や宮女、宦官に仕事を対する礼を述べたり、慰労する必要はなく当然の事であり、まして後宮妃なら生まれながら一族の姫として育てられたはずだから、身分が低位の者がする仕事に気に掛けないのが普通であろうに。
    只、静だから。多分この新しい宮に静専属の侍女や宮女に宦官も配属される事でしょう。今まで月のみ側で静の身支度を整えたり茶を淹れたりしていたのに。きっと静は新たな側使え達に恐縮しながらも都度感謝を述べる宮の主になるのかな。

    ベタではあるが、皇太子の登場と振る舞い、静への愛が感じられ、普通にホットする。

    作者からの返信

    こんばんは。いつも応援いただきありがとうございます。ううむ、静も静だが諫めない月も月であり、さらには殿下もなにしてんの!? というね?
    静の性格や性質にあう侍女なんかがいればいいんですが。後宮勤めの侍女たちは無駄に矜持があるので。静の「これ」では見下されそうな負の予感しかない。そこのところも併せてどうなっていく、というかいかせるやらですが、月も性格に難ありなので彼女ともあうひとでないとあかん。つまり、侍女召し抱えはとんだ難題になるかもしれませんね!(笑)