早速、なんかいろいろと大変らしい、私
四八話 え、ちょ、待て待ていろいろと!
「簡単なこと。あのわっぱに
「……はあ!?」
「驚きぢゃ。
「い、や。それは相当頭が重病……っ」
「ある意味、そうであろうのう。……お? 新しい情報ぢゃ、静。ぬしの隠れ
「それ、胆力以上の問題だろ!」
その後も
続報を整理するに、せめて
……。本当にどうしてくれる? と、いうか私がどうするという話になってくる。
月の話、もとい狐火の盗聴から話してくれたことからして皇帝陛下はおおむね話を呑んでくれたようで、私の教育については皇后と
淑妃、
月の話では四夫人の中では皇后に次ぐ
それってやはりアレか?
うーん。判断に迷うところだが、とりあえず今日、すぐすぐのことにはならない。
だなんて、思っていたっつか算段を勝手にしていた私はまったくもって甘かった。
私にひとまずあてがわれた
「さて、気合い入れいえ」
「は?」
「なんとも気の早いこと。早速講師役の妃たちを呼び寄せたようなのぢゃでのう?」
「……え?」
「ま、その前に
「てめえ、月、嫌みがすぎるぞっ」
必死で抗議してみるも、月にはいつも通り
つまり、ほぼほぼ聞き流されているっつーわけだ。こんの性悪あやかし
時間を戻すことができたならこの
大嫌いな、憎いあの邑の連中の同類だと認知されるくらいなら
この程度は怒るほどのことでもないと思っておこ。だって、じゃないと血圧の
不名誉すぎる。とか思っていると月に背を押されて室をでたら、案内の
女が、それも
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