現実では優しい人ほど軽んじられる。
だからこそ、この物語を「現実とは乖離している」という意味で「物語らしい物語」と受け止めてしまった。
「よかったね!」と手放しで喜んだその後に「現実はこうはいかないんだよなぁ」と切なくなってしまったというか。
作者様の意図をねじまげる感想なんだろうなと申し訳なくなるのですが、同時に「読む人によって受け取り方と言うのは変わっていく」ということを普段は書く側として覚悟していますが改めて「読者」としても実感しました。
ここまでなんかケチつけてるみたいですが、それは私のネガティブな性質がいけないのであって、この物語自体はよくできてるし、ほっこりできる安心安全のハッピーエンドですし、瑕疵はありません。
むしろ私のこのレビューが埋もれるくらいたくさんの方の目に留まると良いなと思います。
以上です。
失礼いたしました。