バッファローVS無限を生み出すクソ固惑星

@manamana135

第1話

無限を生み出すクソ固惑星には三分以内にやらなければならないことがあった。

全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れの完全討伐である。


クソ固惑星は所詮相手はバッファロー、無限を生み出し足止めし、思考に対して無限をぶつけて攻撃し続けていれば、自らの硬度を発揮するまでもなく宇宙バッファローの群れごときは討伐可能であろうと判断し余裕をぶっこいていた。


しかし全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れはその上をいく。無限の壁を破り脳が破壊された事実を破壊しクソ固惑星に進み続けたのである。


惑星様の頭脳をバッファローごときが破るまさかの事態にクソ固惑星は大慌て。無限の壁を生み出しバッファローを阻もうとし、バッファローたちの肉体にダメージを蓄積させ続けるが、そんなことはお構い無しに突き進み続けるバッファローども。


無限回の思考で無限回の策を叩きつけても進み続けるバッファローども。もはやこれまで。

無限の力を持って自らを加速させ、自分の惑星としての命を十分に過ごし無限の生命を育み大宇宙に逃がしたのち、遂にはバッファローどもと相打ちとなって消え失せた。


所詮はバッファロー。惑星様の超巨大な頭脳には勝てない。クソ固惑星は自らの固さ、そして砕けども砕けども尽きない巨体でバッファローと相打ちし続け遂にはバッファローの魔の手から宇宙を救ったのです。

断末魔の叫びをあげながら、クソ固惑星は神々に感謝し続けました。

バッファローの頭脳という限界を破壊し、クソ固惑星に突撃しない選択を取れるほど賢くなった全てを破壊するバッファローが生まれなかったことに...


だが生まれていたのである。バッファローの頭脳を超えるバッファローが。

奴らは話し合いを行い、他者を育むことができるまで進化していた。彼らの名はバッファロー神ゴッドデストロイバッファロー。


どんどん賢く、どんどん心が育っていったゴッドデストロイバッファローたちはクソ固惑星が破壊された事実を破壊すると、いずこともなく去っていった。

後には無限に育まれた生命とこれからバッファローの手によって生み出される無数の世界が残されたとさ。

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