このエピソードを読む
2024年3月29日 21:54
根助が、いいやつ過ぎます! もう、泣きそう。タネと離れたくないと思っているはずなのに、タネが旅立つことが重要なことだと分かっているから、タネが気持ちよく出発できるようにと、一生懸命考えてくれたんですよね。一緒に出かける残花のことを狡いとか、羨ましいとか――そんな悪感情を抱いてしまっても、ちっともおかしくないのに、根助からはそんな悪い心を感じません。そこが凄くて、……切ないです。しかも、残花にお願いすることが「無事に帰してください」。なかなか、こうは言えないと思います。根助は、タネの友達であり、タネの弟であり、タネの兄なんだと思います。小さい頃からずっと一緒にいて、他の人にはないタネの力をそばで見てきて、しかもタネのお母さんが、あの巴なので、いつかタネは村を出ていく……と、漠然と思っていたのかも。なんて、思いました。まとまってなくてすみません。根助との別れは分かっていたんですが、想像していた以上に、切なかったです……!
作者からの返信
おっしゃるとおり、根助は一生懸命考えました。旅立つタネを笑って送ろう、どんなことを言おう。自分の気持ち、タネの気持ち。一晩一生懸命考えた末、空が明るみ始めるよりずっと早くから門でタネを待っていました。考えに考えた根助の言葉はとても真っ直ぐで、ひたすらにタネを想う気持ちでいっぱい。ふたりはとても近くて、まさに"きょうだい"のようですよね。他と違うタネ、母が巴なので――の感想はどきっとしました。当初の台詞案ではこの部分が入ってました(おめはおらと違う、というような)。胸の内には、確かにあると思います。とっても切ない別れ(切なさを感じていただけて嬉しいです)。根助からもらった大事な大事な想いを胸に、タネは旅立ちます。途中は泣いても、最後は笑顔で。引き続き温かく見守っていただけたら幸いです。
根助が、いいやつ過ぎます! もう、泣きそう。
タネと離れたくないと思っているはずなのに、タネが旅立つことが重要なことだと分かっているから、タネが気持ちよく出発できるようにと、一生懸命考えてくれたんですよね。
一緒に出かける残花のことを狡いとか、羨ましいとか――そんな悪感情を抱いてしまっても、ちっともおかしくないのに、根助からはそんな悪い心を感じません。そこが凄くて、……切ないです。
しかも、残花にお願いすることが「無事に帰してください」。
なかなか、こうは言えないと思います。
根助は、タネの友達であり、タネの弟であり、タネの兄なんだと思います。
小さい頃からずっと一緒にいて、他の人にはないタネの力をそばで見てきて、しかもタネのお母さんが、あの巴なので、いつかタネは村を出ていく……と、漠然と思っていたのかも。なんて、思いました。
まとまってなくてすみません。
根助との別れは分かっていたんですが、想像していた以上に、切なかったです……!
作者からの返信
おっしゃるとおり、根助は一生懸命考えました。旅立つタネを笑って送ろう、どんなことを言おう。自分の気持ち、タネの気持ち。一晩一生懸命考えた末、空が明るみ始めるよりずっと早くから門でタネを待っていました。
考えに考えた根助の言葉はとても真っ直ぐで、ひたすらにタネを想う気持ちでいっぱい。ふたりはとても近くて、まさに"きょうだい"のようですよね。
他と違うタネ、母が巴なので――の感想はどきっとしました。当初の台詞案ではこの部分が入ってました(おめはおらと違う、というような)。胸の内には、確かにあると思います。
とっても切ない別れ(切なさを感じていただけて嬉しいです)。根助からもらった大事な大事な想いを胸に、タネは旅立ちます。途中は泣いても、最後は笑顔で。引き続き温かく見守っていただけたら幸いです。