応援コメント

第4話 お日様はきっと笑顔に似てる」への応援コメント

  • 根助が、いいやつ過ぎます! もう、泣きそう。
    タネと離れたくないと思っているはずなのに、タネが旅立つことが重要なことだと分かっているから、タネが気持ちよく出発できるようにと、一生懸命考えてくれたんですよね。

    一緒に出かける残花のことを狡いとか、羨ましいとか――そんな悪感情を抱いてしまっても、ちっともおかしくないのに、根助からはそんな悪い心を感じません。そこが凄くて、……切ないです。
    しかも、残花にお願いすることが「無事に帰してください」。
    なかなか、こうは言えないと思います。
    根助は、タネの友達であり、タネの弟であり、タネの兄なんだと思います。

    小さい頃からずっと一緒にいて、他の人にはないタネの力をそばで見てきて、しかもタネのお母さんが、あの巴なので、いつかタネは村を出ていく……と、漠然と思っていたのかも。なんて、思いました。

    まとまってなくてすみません。
    根助との別れは分かっていたんですが、想像していた以上に、切なかったです……!

    作者からの返信

    おっしゃるとおり、根助は一生懸命考えました。旅立つタネを笑って送ろう、どんなことを言おう。自分の気持ち、タネの気持ち。一晩一生懸命考えた末、空が明るみ始めるよりずっと早くから門でタネを待っていました。

    考えに考えた根助の言葉はとても真っ直ぐで、ひたすらにタネを想う気持ちでいっぱい。ふたりはとても近くて、まさに"きょうだい"のようですよね。

    他と違うタネ、母が巴なので――の感想はどきっとしました。当初の台詞案ではこの部分が入ってました(おめはおらと違う、というような)。胸の内には、確かにあると思います。

    とっても切ない別れ(切なさを感じていただけて嬉しいです)。根助からもらった大事な大事な想いを胸に、タネは旅立ちます。途中は泣いても、最後は笑顔で。引き続き温かく見守っていただけたら幸いです。