第5話 佐藤ミライは透明人間

「なぁミライ!能力者って知ってるか?」お昼の弁当を食べていると急にカルマの口からそんな言葉が飛んできた。

「それはどういう意味だ?」抽象的すぎてミライには理解できなかった。「超能力使える人たちのことだよ!」「都市伝説だろ。」「どうやら違うらしい。」そういえばミライの中には人が2人存在しているためミライは嘘だ。と終わらせることはできなかった。「あぁーたとえば空が飛べるとか?」「そうだよ!時間を操作できたりとか、人の傷治したりとか。」『友達のカルマ君すごい知ってるね。』『だねー。披露しちゃおっかな。』『ダメだろ。わかりやすい能力の人いないし。』ミライが黙っているとカルマはどうした?と目線の前で手を振っている。「ちょっと待っててくれ。」といいミライは廊下に出た。『おい。どういうことだよ。能力者なのか?お前ら。』

『うん。え?知らなかった?ていうかカルシファーが話しておく約束じゃん。』

『ごめん。忘れてたよー。じゃあここで言おう。佐藤ミライは、最強の能力者になる!』『なんだそれ。もっと言い方あっただろ。』とアザゼル。『いやーかっこよく言いたかったからね。』『でどういうことなんだ?』とミライは純粋に気になった。『能力者の説明はカルマから受けてよ。どうせしってるから。それより、、、』カルマが教室の扉から顔を出す。

ミライはカルマと目が合う……

すると近くにいた人に「学年一位の佐藤ミライみた?」と聞いていた。

『おっと。能力発現か。』『ってえ?透明化ってできたっけ?』人格一同は驚きを隠せなかった。「おいカルマ。いるぞ。」というと透明化が解除され「え?お前能力使えるのか?なら先に言えよ。」と言われてしまった。

『あどうも。アストです。』人が増えた。『おぉーアストさん。あなたでしたか。くるタイミングいいですけど、あなたのせいでバレましたよ。カルマ君に。』『まぁいいでしょう。』『え?お前かよ。透明になれるとか忘れてたわ。』『キレてるだけのアザゼルは黙ってろ。』『あぁん?なんだと透明人間。』『そう言われるのは嬉しくない。』ミライは脳内での会話の方に集中していたためまたカルマには手を振られていた。「おーい。おーーーーーーい。」また周りの目は酷い目をしている。「あぁごめん。カルマ、ちょっと話したいことがある。」といい昼食を食べながら人格のことについて説明した。


「……それはいいが一番気になる能力のことはどう説明つけるつもりだよ。」肝心な部分を忘れていた。「それは、、、」『私と変わってくださいよ。』とかルシファーは言った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

佐藤家には多重人格者が多いです。 @takahashi303

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ