アングリカンロザリオ

博雅

はじめまして:ロザリオのご紹介(エッセイ)

博雅と申します。今回は初めてのカクヨム投稿、それもノンフィクションのエッセイです。


アングリカンロザリオというものを入手しました。当初の予定は一ヶ月ほどでの到着ということだったのですが、なんと6日で到着。DHLでの送付で、逐次配送状況が反映されるので、追跡するのが待ち遠しくも楽しかったです。まさか航空便で、しかもアメリカ各地のハブを旅しながら届いたと思うと、感無量です。


出来は「クラシック」「シック(良い意味で)」ですね。当然のことながらハンドメイドで、堅牢な雰囲気です。見た目はケルト十字がついているので豪華なのは勿論、ビーズを繋げている金具が色々な処理をされているので安心。全体的にマットな質感。それに実用性も抜群だと思います。お値段相応の相当な、それも十分すぎるほどのクラフトマンシップを感じます。


ロザリオについて。プロテスタントによるロザリオ所有・利用には諸説ありますが、僕は今はエピスコパルな信条が合っているといると感じているものの、教会に今は諸事情で通えていない駄目なクリスチャンですが、カトリックにも敬愛の念を抱いているので、マリア様大好き!な状態です。なにより、最初にアメリカはアリゾナでのホームステイ先のおじいちゃん・おばあちゃんに最初に連れていってもらったのがカトリックの教会だったんですよね。


言ってもプロテスタント用ロザリオの初出は1980年代。僕は『アヴェ・マリア』のお祈りのほうがしっくりくるので、ウィークビーズ(7つの小さい球)でのお祈りでは、ついついそちらをお祈りしてしまいます。クルスィフォームビーズ(4つの、十字の形を成す球)では、『主の祈り』か、『イエスの御名の祈り』(神のみ子、イエス・キリスト、罪びとである私を憐れんで下さい)を祈ることにしています。ぶっちゃけその場の気分次第。だめだめですね、こりゃ。orz 


休題。


パッケージの中には8ページのお祈りガイドみたいなのが付属。右も左もわからない方はこちらから始めるのがいいと思います。プロテスタントとロザリオの関係を歴史から紐解き、数々の祈りを参照されたいなら、Nan Lewis Doerr さんの本、"Praying with Beads: Daily Prayers" がおすすめです。また、"Resurrection Bead" というビーズを1個追加するという方法において伝統的なアングリカンロザリオから少し離れますが、その特殊なプロテスタント用ロザリオの師・Kristen Vincent さんの著書、"A Bead and a Prayer: A Beginner's Guide to Protestant Prayer Beads"では、自作の方法も紹介されていますので、ご興味があれば是非。


まぁ、祈りの数を数えるというより、物質的な安心感が優先ですかね。持っているだけで、神様と繋がっているんだ、と感じることができます。つまりはそういうことです。単純明快です。

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アングリカンロザリオ 博雅 @Hiromasa83

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