第7話 家に帰る
「ザガラッド!思い出したぞ!あいつら全員此処へ呼べ!」
「おお思い出しましたか!では呼んできます」
元・男性だった美女たちを呼び寄せる
呪文をかけると・・・・
「あれっ?なんか違うぞ。こいつこんな顔だったか?」
男に戻ったけれど、全員とんでもない美男子に変身していた。
「なんだ?これは、俺、こんな顔だったっけ?」
「なんか違うような気が・・・でもイケメンだな!」
美男子に囲まれるジョーイさま
「ちょっと待て!お前らもうすこしここにいろ!私の相手をしてくれ」
「解りましたジョーイさま!」
大勢の美男子に囲まれて逆ハーレム状態になったジョーイの屋敷からは
毎日、毎晩、24時間喘ぎ声と嬌声が聞こえてくるのであった・・・
さてマリアはというと
「さぁ、ここに立って」
「長い間、ありがとうございました。ではまた」
「モニカもありがとうね!」
「おう!また来いよ!」
ザイードの手のひらにできた光の玉
その光の玉がじょじょに大きくなり、マリアを包む
ふっと気が付くと、自分の部屋に戻っていた。
「あっ戻れた!」
「ここはどこ?」
「マリア、どこ行ってたの?心配したよ」
「パパ!ママ!ごめんね」
良かった明日から、また学校へ行ける!
「おっはよう!マリア!」
「おはよう!結衣!」
「2日間どうしてたの?」
(2日間?それしかたってなかったってこと?もっと居たような気が)
「ちょっと風邪ひいちゃって」
「そう、もう大丈夫なの?」
「うん大丈夫だよ!」
「休んでいた日の授業はここにメモってあるからね」
「あーありがとう!結衣、真美」
2日間の授業をメモっていてくれたんだね、ありがとう!!
「ねぇ帰りにいつものカフェ行かない?」
「行く!」
授業が終わり、結衣、真美と一緒にいつも立ち寄るカフェに
3人でいつものようにガールズトーク
「あれ!マリアじゃん!」
声をかけて来たのは彼氏の祐介だ。
「あらっ、私らお邪魔かしら・・・じゃあまた明日ね!」
「ごめんね!じゃあ!」
「マリア、なんか休んでたんだって?」
「そ、そうなの・・・」
「どした?」
「ううん何でもないよ!」
「それよかさ、今度の日曜日有明コロシアムで、
マリアの好きなアーティストのライブあるけど行く?」
(コロシアム?また?)
「行く!チケットあるの?」
「そう思ってさ、買っておいたよ!」
「ありがと!!!!祐介大好き!」
いつもの生活に戻ったんだが、あの人どうしているかなぁ
ジョーイ・ステヴェンソン・・・炎の騎士かつサディスティック女王は
相変わらずのセッ〇ス漬けの日々を過ごしていた・・・
もはや炎の騎士ではなくなっていたジョーイに付けられた渾名は
「炎のセッ〇ス中毒患者」だった
全編 完
異世界に召喚されたら最強騎士になっていた件 とねてつVer2 @83012086
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます