僕が大学にいけなくなった日

狼男

第1話 きっかけ

 僕は、絶交した子に対してイライラしていた。ドタキャンや遅刻を繰り返してきて謝るどころか逆上していたのだ。そのことに腹を立てていた。そこでラインできつい口調で攻撃していた。すると、その友達は別の子に相談する。Aくんとする。

 その前に、自分は新型コロナウイルスに感染した。10日もの間、外に出ることはできない。

昼ごはんはウーバーを頼んだ。PCR検査をする以外はこもっていた。

大学3年だったこともあってSPIの勉強をしていた。ところが、難しすぎて問題を解くことができなくて涙が溢れてきた。

しんどい思いが重なった。トラブルがあって、サークルもやめていた。おそらくうつにもなった。

薬を飲んでいたが、ある時疑問に思った。なぜ、薬を飲み続けなければならないのだろう。ここで、コロナウイルスにも感染している。

思い切って飲むのを辞めた。しかし、この判断は間違いだったことを思い知る。

休み明け、学校に行くと、Aに殴られた。その後、大学に通いづらくなった。Aとは、ビデオ通話で和解した。大学に頑張って通っても、眠いのだ。記憶があんまりない。コロナ明けでバイトに復帰しても思うように体が動かない。友達が気を利かせて遊びに誘ってくれた。就活のセミナーにも参加した。インターンの参加をしていたが、キャンセルしてしまった。体調が悪くなる前、セミナーの場所に行ったが、分からなかった。会場を探してもたどり着けなかった。結局家に戻った。後ろの人の心の声が聞こえた。レジュメが真っ黒になるほど、びっしりメモを書き込んでいた。テンションがおかしかった。

 気づいたら実家に逃げ帰っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕が大学にいけなくなった日 狼男 @shinshin4445

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る