応援コメント

第6話」への応援コメント

  • 深海かやさま

    こんにちは。

    新奈さんに悲しみとともに危なっかしさを感じ、苦しくなります。雪が降ると自分のことを皆が忘れてしまい、毎日同じことを繰り返すという絶望的な日常に、彼女自身、周囲を見限って内へ内へとこもろうとしているように見えるのです。誰にも理解してもらえない苦しさを耐えるのに精いっぱいで、周囲が見えなくなっていますよね。

    周囲がおかしいのか、それとも、もしかして、自分がおかしいのか、それとも自分もおかしいのか。余裕のある精神状態であれば、冷静に考えて観察することができるのでしょうが、今の彼女には難しいことなのでしょう。

    湊くんの、彼も記憶を失わないという発言は、衝撃的でした。これが新奈さんの心にどのような影響を及ぼすか、気になります。

    作者からの返信

    佐藤様、こんにちは。

    コメントを下さりほんとにありがとうございます…。凄く嬉しいです!

    佐藤様のおっしゃって下さった通りで、新奈は雪が降ると皆に忘れられてしまうというその事実に孤独や悲しみという感情の他に諦めも抱いてしまっています。もう、どうでもいい。そんな風に自らも内へ内へと籠もろうとしているのだと思います。

    新奈がおかしいのか、それともこの村で生きる人間がおかしいのか、その答えは次々と明かされていく謎と共に明らかになっていきます。新奈が何を選択し、どんな行動を起こすのか、最後まで楽しんで頂けたら嬉しく思います。

    佐藤様、いつもコメントを下さりほんとにありがとうございます。物語を書く意欲のようなものを、いつも沢山頂いています。