「雪だ。そう認識した瞬間、私の心には雨が降った」
うまく言葉にできないのですが、とにかく表現一つ一つが素敵で、いつの間にか新奈さんに感情移入してしまい、何だか自分まで切なくなります。
雪の謎、名前の後のギリシャ文字、二人の関係……この先にどのような結末が待っているのか、楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
瀬戸さん、こんにちは!
温かいお言葉を下さり、ほんとにありがとうございます…。雪が降ると自分以外の全ての人たちが当日の記憶を無くすという特異な状況に置かれた新奈の深い孤独や悲しみを表現したかったのでそのように言って頂けると凄く嬉しいです。
この先、幾つもの謎や障壁が新奈の前に立ちはだかりますので見守って頂けたら嬉しく思います…!
「私が着ることはもう二度とない」というセリフが意味深でした。凜花さんが二度とその服を着ることがないというのは、何か理由があるのか、想像をかきたてられます。新奈にとってお気に入りの服であるだけに、そこには2人の関係性も垣間見えるようで印象的でした。
ギリシャ文字は何やら不穏な感じです。これからも応援しています。
作者からの返信
マジック使いさん、こんにちは!
作品を読んで下さりほんとにありがとうございます…!
「私が着ることはもう二度とない」という凛花の放った言葉の真意は、この先で明かされ、新奈がそれによってどんな選択を選んだのかも明らかになりますので、その点も楽しんで頂けたら嬉しく思います!
こんにちは。新奈ちゃんと沙羅ちゃんの関係性が微笑ましく、それでいて薄い膜が貼ったような切なさもあり、豊かな情景描写と心情からふつふつと伝わってきます。「妖精」という言葉が施設の名前にもなっているせいか、性格や容姿がうつくしい子どもたちが多いのかな? という印象を抱きました。一文一文の描き方が繊細で丁寧なので、情景や子どもたちの声が自然と浮かびます。
ギリシャ文字の理由や、新奈ちゃんが時折見える、現実とは違う景色についても気になります……! いつか沙羅ちゃんと一緒に、雪を見て笑顔になってくれたらと願うばかりです。
作者からの返信
円菜さん、こんにちは!
読んで下さったうえにコメントまでして下さり、ほんとにありがとうございます…。
情景は、少しでも読んで頂けた方にも伝わるようにと精一杯書いたので、そのように言って頂けただけでも何もかもが救われた気がします。
新奈と沙羅の関係や、その空気感や温度というものは常に物語の中心に近いところにいて欲しいという考えで書いたので、そのように言って頂けると凄く、凄く、嬉しいです……!
ギリシャ文字の理由や、新奈が時折みるものが一体何なのかという謎、白い部屋、その他にも物語が進むにつれて新たな謎が生まれ、それら全てが明らかになるのと共に、二人がどんな選択を選び行動していくのか見守って頂けたら嬉しく思います。
円菜さん、改めてになりますがコメントを下さりほんとにありがとうございます☺️✨
孤独の描写に心惹かれます……
世界で一人ぼっちになっている心境を雪や氷を使って表現するその感性が素晴らしいと思いました✨
うまく言えないのですが、作品世界からひたすらに深い静謐さを感じていて、これは深海さんのセンスあってのものだな……と痛感します。
映像よりも漫画よりも深海さんの文章で夜みたいな、と思う世界ですね♪
作者からの返信
こんばんは。
京野さん、私には勿体ないお言葉を沢山下さったうえに、素敵なレビューまで届けて下さりほんとにありがとうございます…。
世界でひとり取り残されたような切なさやさみしさを、この作品ではどうしても表現したかったので、そのように言って頂けたことが身に沁みる程に嬉しかったです。
まだ物語を書き終えてはないんですけど、この物語を書いて良かったと、今凄く満たされています。
京野さん、ほんとにありがとうございます☺️✨
新奈が沙羅の二人の絆の強さが伝わってきます。
新奈が沙羅の存在にどれだけ救われているか、ひしひしと伝わってきます。冬の厳しさと対照的に、二人の関係の中にある暖かさが際立っていて、読みながら心が温まりました。
作者からの返信
悠稀さん、こんにちは!
コメントを下さりほんとにありがとうございます…!
新奈と沙羅の二人の関係性、その絆の強さをそのように感じて下さり凄く嬉しく思います。悠稀さんがおっしゃって下さったように、雪が降ると自分以外の全ての人たちが当日の記憶を無くしてしまうという特異な環境に置かれている新奈にとっての沙羅の存在は大切で、その沙羅がいてくれることにより救われているのですよね。
この先、二人の前には幾つもの障壁が立ちはだかりますが、二人がどのような選択をし行動に移していくのか、見守って頂けたら嬉しく思います。