夜伽で皇太子の穢れを祓う花巫女として皇太子に仕えます

瘴気や妖が視える才により伯母の指導の元、将来皇太子婚姻の際に、婚礼前に皇太子の内に溜まる穢れを夜伽(男女の交わり)を通じて、その穢れを祓うという慣習の夜伽相手、花巫女になる為に習練を続けたヒロインと、幼き時分自らの勘違いで謝罪が告げられずにいる少女を想い続ける皇太子が、花巫女選定で再会し、ヒロインの持つ力によって嫉妬や疎まれにまみれた皇太子を助け、お互いが惹かれ合う恋物語にワクワクしながら読み続けております。
男性として、後宮そのものがパラダイスですが、婚姻前に別の女性、しかも妃候補並みの魅力的な女性を選抜して、公然と夜伽が出来る慣習には羨ましい限りです。

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