登場人物紹介(8〜14までのネタバレあり)
※前ページの登場人物紹介と被ってる人がいますが役職変更があった場合のみとしています
※名前が出ていないキャラは載せていません
{観戦武官御一行}
・エディ・S・トムリンソン
アメリカ国防省安全保障局情報技術部所属。階級は准将
アフリカ系アメリカ人、長身。真柴曰く「迷彩服が似合わない男」
この中では一番階級が上なのでなんとなくまとめ役に回りがち。カヌーが趣味。
・マイケル・カストロ
アメリカ陸軍第18空挺団所属、階級は中尉
浅黒い肌をしたちょっと眼付きの悪いヒスパニック系アメリカ人。
基本的には明るく陽気で、みんなが想像するアメリカ人らしいアメリカ人。
・エルキュール・ポアロ
北大西洋条約機構軍欧州連合軍最高司令部所属。階級は大佐。
執事のような雰囲気をした白人のベルギー老紳士。
機械操作に長けており、アンテナを立てたり軍事用ドローンを持ち込んだりしている。
ちなみに同姓同名の探偵とは関係がない。
・リチャード・ラドフォード
北大西洋条約機構軍緊急対応連合軍団所属。階級は中尉。
筋骨隆々な白人男性。イギリス人。
淡々とした敬語で話す。
{西の国・教会関係者}
・ジャン=ジャック・ドゥ・リゴー侯爵
西の国の前王の弟。
立派なカイゼルひげとマントに身を包む小太りの男で、真柴曰く「子どもの頃に見た絵本に出てくる王様そのもの」
見栄や建前より実利を重んじるタイプ。
・ヴァランタン第3皇子
金羊国侵攻の際に指揮を執っていた西の国の皇子。
実用的な筋肉に身を包み、いかにも戦えそうな見た目をした眼鏡。
いささか傲慢なところがあるが実利には聡い様子。
・ベルナール・ド・バラドゥール
教会の聖騎士団長。
白い衣装に身を包む長身の男。
己の神への信仰心が強く、獣人は人間に従うべきと言う思想が強い。
{在日金羊国大使館}
ロヴィーサ駐日大使
グウズルンの元部下で日本へ派遣された大使。白うさぎの獣人。
実は元暗殺者で所有者に見捨てられたところをグウズルンに拾われた過去を持ち、グウズルンからスパイの技能を叩き込まれてから日本へ渡る。
見た目の可愛さに自覚があり使えるものは全部使うタイプなので、嘘泣きもあざといポーズもお手のもの。
ヨウン
ロヴィーサの部下でシマリスの獣人、リスの尻尾が生えた可愛らしい少年(金羊国基準では成人済み)
可愛らしい見た目に反してグウズルンが自らの技能を叩き込んだ隠密のプロらしい。
エンプラ
コンドルの老女。元凄腕の女傭兵でグウズルン率いるサーカス団の用心棒だったが、日本に興味があったのでロヴィーサについてきた。めちゃくちゃ強いババア。肉が好き。
カウリ
カナヘビの獣人、元はグウズルンのサーカス団の料理係。食べるのが好き。
見た目がほぼカナヘビのため爬虫類嫌いの人に怯えられるのが悩み。
{紅忠関係者}
・
紅忠金羊国支社長。
佐々のことを「ささ」高槻を「ナリくん」自社の会長を「ビックボス」と呼ぶ。
・
紅忠金羊国副支社長。北海道出身。
頭が薄く中年太りの気弱で妻子の尻に敷かれる哀愁漂う普通のサラリーマンおじさん。
ジャパニーズビジネスマンとして基本的なところを抑えた良識的な好人物。
元河内舞花の教育係・現右腕として日々胃痛を抑えて生きているが、本人は河内舞花を気に入っておりもうその時点で実は割と普通ではないという説がある。
・
支社専属通信係。奈良県出身。
元Jリーガーで所属先をクビになってバイク便のバイトで食いつないでいた時に河内さんにヘッドハンティングされる。
週一のごはん奢りと引き換えに大使館の荷物も時々運んでいる。ちょいアホの子。
・
番外編にのみ登場。
本社のほうで金羊国支社のサポートをしている事務員で、元・河内舞花の教育係2。
{大使館追加人員}
木栖の補佐という名目で防衛省から派遣されてきた女性自衛官。青森県南部地方出身。
ギリ20代くらい。
元航空自衛隊三沢基地所属の空曹長で元戦闘機パイロット、好奇心旺盛でいつまで経っても落ち着きのないヤンチャガール。
木栖に割と懐いておりよく付き纏っており、真柴からは木栖を狙ってるのか?と思われるほど。
初期の頃から異世界赴任を希望していたが一人っ子のため家族から了承を得るのに時間がかかり、このタイミングでの異動になった。本人は独身。
-以下裏設定-
実際は航空自衛隊作戦情報隊の諜報担当官。名前は任務用の偽名で、複数の偽名と変装技術の持ち主。
小さい時に両親と死別しており、親戚の家で育つもなんとなく周りから浮いていた。出身地(五戸町生まれ南部地方育ち)と一人っ子なのは本当。
空に憧れて航空学生(2015年に女性が戦闘機に乗っても良いタイミングで入った)→航空自衛隊戦闘機パイロット(F15イーグル)になるが、生まれながらのスリルジャンキーの気質を認められて3年前(2020年)作戦情報隊に移った。
本人は「三沢基地301飛行隊から異動」と名乗ったが、301飛行隊が三沢に異動したのは2020年でそれより前は百里にいたにも関わらず三沢一筋と言ってしまった事で木栖に違和感を持たれてしまってバレた。まあバレたらバレたでいいか、と言う認識なので問題はないらしい。
西の国からの侵攻の際に法務違反をしていないか確認するのと異世界での諜報戦のために来た。木栖は諜報官である事を見抜いており木栖と真柴と石薙さんだけがこの事実を共有している。
コンゴ民主共和国大使館から異動してきたアラフィフのベテラン外交官。静岡県静岡市出身。50代半ば。
長年アフリカ諸国を回ってきたので生活環境の悪さに慣れている事に目をつけられて赴任、年下ばかりの大使館で浮き気味だが若さを吸って楽しそうにしている。ベテランとして真柴に色々頼られているのも楽しんでるよう。
趣味は合気道とウォーキング。
日本に妻子を残しての単身赴任だが、奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプで子供も成人してるのですぐに同意が取れた。
-以下裏設定-
実際は外務省情報統括組織から派遣された人材。この名前も偽名であり、変装もする。
主に関係者の見張りや不審人物の取り締まりを行う。職務の一環で違法行為もするが仔細を明かすことはない。夏沢とは国防という観点から利害が一致して協力関係にある。
家族や生育環境の事はおおむね事実だが家族は本来の職務のことを知らない。
なおこの事実を夏沢以外の大使館メンバーは把握していない。時々なんかしてるけど趣味の範囲内と言われてるので突っ込まん方がええやろと思われてる。
トリニダード・トバゴ大使館から異動してきた外交官。
上2人のようなバックグラウンドはない。女のような名前だが男性。ギリ20代
童顔で小柄なので合法ショタみがある。
要領が悪くポンコツ気味だが音楽が好きで人懐っこく、人に好かれる才能がある。文化交流担当。
趣味は民族楽器の収集と演奏。
東京調布市出身、自分を溺愛する両親と兄姉に駄々をこねまくって金羊国赴任を決めた。
なんかカウサル女公爵に気に入られてしまったので南の国担当みたいになってる。
{双海公国関係者}
カウサル・ド・ヤマンラール女公爵
南の国の最南端の湿地帯にある双海公国の42代公爵であり、ヤマンラール商会の商会長。30歳前後?
一応貴族なので正式には貴族であることを示す「ド」が名前に入るが、商人として振る舞うことの方が多いので敢えてドをつけずに名乗る場合が多い。
豪快そうに見えて一国を率いる身分だけあってよく考えるタイプ。
「ふはっ」と笑う癖がある模様。
日本大使館へ米を売り込みに来た際に出会った深大寺を気に入っている。
ルスラン
ヤマンラール女公爵に仕える筋骨隆々な若い護衛の男性。
{真柴家関係者}
真柴母。70代前半。愛称「マコ」
大恋愛の末に結婚した夫と早くに死別し、忘れ形見を養うため昼夜問わず働いて女手ひとつで息子を育ててきた。
50代で若年性認知症を発症し息子に介護されていたが病状の悪化で本編開始3年前に施設へ。
今生きてる息子より死んだ夫の方が好きで、認知症の悪化により息子の事を完全に忘れているが夫のことはいまだに忘れていない。
真柴父。故人。享年30代後半くらい(真生子より3つ上くらい、生きていれば70代後半)
群馬県太田市の施設育ち。物心つく前に親と別れて天涯孤独の身であった。
苦学して大学に行き、真柴母と大恋愛の末に結婚して高校の音楽教師をしつつ趣味でバンドもしていた。真柴の歌の上手さは父譲り。
家族に縁はないが洋楽好きで歌上手な人気者だった。
真柴の生家は父が結婚を機に苦労して建てたので遺品のような感じ。
真柴からは「沢村の叔母」と呼ばれる近所(市内の別エリア)に住む真柴母の妹。
和裁の資格を持ち、着物の仕立てや修理の仕事をしてる。60代後半。
元々シングルマザーになった姉とその子どもの面倒を見てくれており、真柴成人後も母親の介護を一人で丸抱えしていた甥をほっとけず色々と世話を焼いていた。真柴の異世界赴任後も姉の容体を気にして様子を見に行ったりして甥の代わりに親族として動いてくれていた。
真柴の15歳離れた従姉妹で、独身子供部屋アラサー女。
名前を正しく読んでもらえた事がなく、周りからも「げんちゃん」「イト」と呼ばれる事が多い。
真柴とは小さな時から互いの家を行き来していた兄妹のような関係で「春兄」「イト」と名前で呼び合う。受験勉強も見てもらっていたので頭が上がらない。
かなりの映画好きで色んな映画を勧めてくるが、真柴自身は多忙なので勧められても8割がた見てない。しかし勧めてくれる作品にはハズレが無く結構な割合でヒット作になるのでその審美眼は信頼してる。
歳が離れてることもあって喧嘩することはなく、別に仲は悪くないのでなんとかやってける。
現在は地元で小さな映画館の支配人をしながら映画系インフルエンサーとして活躍。
真柴の伯父。元高校の国語教師で最近定年して塾講師になった。通称「沢村の叔父」
真柴父とは大学が同じだったらしく、その縁で妻と出会ったので真柴家を何かと気にしている。基本的には大変いい人だが名付けのセンスに少々問題があり絃子(いとし)に始まり長男の霽月(せいげつ/電気工事士)次女の莉羅(りら/嫁ぎ先の園芸店手伝い)次男の叶(かなう/大学生)とキラキラネーム4兄弟となっている。
ちなみに長男次女はすでに家を出ており、万年金欠の長女とまだ大学生の次男を養ってる。
長らく不明だった真柴の父方の親族(春彦から見て祖父の弟の孫)真柴より5歳くらい上。
神戸の下町生まれで就職氷河期と阪神淡路を経験しながらも平凡な幸せを満喫する子持ち既婚の中小企業勤めサラリーマン。神戸市長田区の住宅街に一軒家を建て、妻と2人の子供の4人暮らし。
娘が遺伝子検査やりたいというからやらせてみたら知らない親族が見つかり、どういう事か半年間親族に聞いてまわっていた。
真柴なな恵
幸輔の娘。好奇心旺盛な中学生。
「遺伝子検査がきっかけで知らない親族が見つかった」という海外の記事をきっかけに遺伝子検査に興味を持ち、夏休みの自由研究も兼ねて試しに受けてみたら本当に知らない親族が見つかってクソビビってる。
異世界大使館はじめます/設定資料集 あかべこ @akabeko_kanaha
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