思い出フィルターが無くなってだだ漏れになってしまった無意識下での本音

記憶を無くし思い出フィルターが取っ払われていたが故に心の奥底に潜んでいた本音が炸裂し、異常なまでの嫌悪感を抱いて辛辣に当たってしまうヒロインのやらかし譚。

記憶喪失とはいえここまで酷い態度をとることが出来るという事で、いかに無意識下で感情が冷めきっていて惰性で仮面恋人を続けてしまっていたのかを表現したのだと思います。


こういう関係は遅かれ早かれ破局していたでしょうが、それがたまたま事故で記憶喪失になった事がきっかけ。

主人公にとってはより良い新たな縁を探すきっかけになり、結果オーライだったというお話。