「事実は小説より奇なり」というけれど、いちごさんの場合は「事実は小説より悲なり」と言い換えたくなります。
医師の妻なんて憧れの的だと思っていた私は、彼女の幸せな日記から幸せのおすそ分けを頂く気でいたのです。
なのに全く正反対。他人事ながら放っておいてよいものか、何とかこんな状態から逃げ出すことは出来ないのか、と心が痛い思いをしながら拝読しています。
ご主人を私などが批判するのは筋違いと言われそうなので止めて、せめて細やかながら応援してさしあげたいと思って気を揉んでいるところです。
ご主人の異常とも思える横暴ぶりを、皆さんに広めるには心苦しく、お薦めレビューなど書いてよいものか、と今まで躊躇しておりました。
でも発表してらっしゃるのですから、どうせなら皆様にも読んで頂きたいと思いました。
ノンフィクションですが、フィクションだったらどんなにか良いでしょう、と思わせる作品です。