🐾Cat.5✨猫は最高のセラピスト✨そしてセラピーキャットの存在
みなさまよき猫ライフをお過ごしでしょうか。
本日は、セラピーキャットの存在について。ちょっと書きます。あまり時間がとれないので、今回も、ちょっと、です。申し訳ありません。
🐾Cat.2✨『保護猫譲渡会』という『養子縁組』✨において、
https://kakuyomu.jp/works/16818023213687887756/episodes/16818023213806817210
もっちゃん(元貴)さんから、コメントをいただいたのです:
「よく犬は、癒やしや気持ちを穏やかにさせる能力があって高齢者施設で活動していると聞いたことありますけど、猫はどうなんでしょう? 猫は猫でなにかしら能力がありそうですけど研究されている方があまりいらっしゃらないのかな?」
私のこれまでのざっくりとした認識でいうと、ペットとして共生する犬と猫の違いは、
・犬は人間と暮らすことができるように、改良されてきたもの(掛け合わせなどにより)
・猫は唯一野生をのこしたまま、人と暮らすことを自ら選んできた種族
この部分が大きい、と書かれた動物行動学の本を以前読んだ記憶がありました。
なので、猫をコントロールしようとするのははなから無理な話だと。
ですから、警察犬は、いますが、警察にゃんは、いませんよね。でも猫が犬より知能が格段に劣っているかと言えばそうとも思えません。最も大きな違いは、「群れ」において上下関係を明確に持ち、命令・指示に従うか否か、「規範・規律」を重要視するか否かの部分が大きいのかなと。
その延長で考えると、セラピーキャット、は難しいジャンルではあるのですが、結論をいうと存在しました。(ただしやはりとても限定的な環境です)
当然、大前提として、猫は私たちにとって生まれながらの最高の〝セラピスト〟です。
(ここでは、「セラピーキャット」とは、ボランティア的、ジョブ的なものという意味で用いています)
猫は、自分の飼い主以外に想いを寄せる、ということをあまりしませんが、やさしさと大きな愛は持っていると思います。不特定多数に対して愛情を示すことはあまりないと一般的に言われていますが、たとえば、
すでに成猫がいる家庭に、人間の新生児が生まれた場合、とか
すでに成猫がいる家庭に、猫の赤ちゃんが連れてこられた場合、とか
猫が、赤ちゃんのお世話をしたり、泣いていると心配をしておろおろしたり舐めたりする――そういうことが実際に起こります。驚きですよね。家族というグループの目的を認識しているとしか思えませんし、そこには愛情が存在しています。
階段から落ちそうになっている赤ちゃんを、何度も守ろうと猫が防いだりとか。
すごいです。とんでもない知能です。配慮です。
となると、同情心や共感力、と言った部分を猫もすでに持っているのではないのか、
となるわけです。そうですよね。すっごく納得です。
その能力を、もしも彼らが自らのメイン住環境の場以外で発揮できてしまうとすると、飼い主以外に対してもセラピーができちゃう(=セラピーキャットになれる)わけですが、でもストレスはかかりそうだから、あまりやらせたくはないなあ~?
広まらない要因は、存外に「やらせたくない」という私たち側にあるのかもしれないですね?
セラピーキャットについては、こちらによくまとまった記事がありましたので、ご紹介します。
➤https://newswitch.jp/p/8426
本もありました。
『すべての猫はセラピスト 猫はなぜ人を癒やせるのか』眞並 恭介 著
動物行動学は興味があり、いろいろと話題にしたいこともありますので、またしっかり時間をとって何か楽しいことを語れたらいいなと思います。
それでは!
補足:
リンク先に、認知症の患者さんを癒したセラピーキャットのことが書かれているんですが、もともとセラピードッグをやられている方の所で飼われていた猫ちゃんのようなので、特殊だなと思いました。
でも猫自身が、その人間に寄り添えば、とてつもない癒しになると思います。
猫はきまぐれというより、正直だから、相手のことを好きか嫌いかまで影響してくると思うので。そういう意味では、犬の方が無条件に情をくれるのかもしれないなあとも思いました。
リンク先に殆ど書かれていたので、肝心のところを記事内に入れられなかったんですが、ちょっとオリジナルのでも情報を集めたいと思います。
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